Office 365 Solo 体験記:Publisherって知ってます? 意外と使える奴だった [Office 365 Solo]
MicrosoftのOffice 365 Soloを使い始めました。その様子を報告していきます。
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★ Office Publisherって何者?
Microsoft Officeを入れても、どうしてもよく使うのはWord, Excel, PowerPointになってしまいます。プライベートだとPowerPointも余り使わないかな。そんな中、知られていないけど意外と使える奴なのが“Publisher(パブリッシャー)”。一枚ッペラの資料、チラシ、学級新聞、表彰状なんかを作るを目的にしたツールです。PowerPointでもできるのでしょうが、あちらが複数枚の資料によるプレゼンテーションアイテムを作るのに対して、こちらは一枚入魂!という感じです。
起動すると、例によってテンプレート集が出てきます。これを見ればPublisherが何をするものか、想像が付くと思います。音楽会のチラシや名刺、表彰状等など。
テンプレートだけじゃなく、これらを作るための部品や仕掛けが一杯用意されてます。
子どもの学校やらなんやらの行事で、(なんちゃって)表彰状を作ることってないですか。まあ、ごくたまにでしょうけどありますよね。そんな時のためのテンプレートがこれ。それっぽい飾りが付いていて、文字の部分を書き換えれば出来上がり、と言う寸法。
出来上がったものが一枚目の写真です。これだけならば、ものの数分で出来上がりです。テンプレートを選んで、文字を書き換えただけですから。この簡単さがグッド。
★ 新聞、作ってみる?
もうちょっと凝ったもののテンプレートや、そのための部品も用意されてます。今度は学級新聞だとか、商店のチラシ(商品の紹介)だとか、そんなもの。例えば、「(商品の)写真とその説明文」だとか、「アピール力充分の宣伝文句用囲み文字」だのなんだの。そんな部品群を使って色々と作れます。学級新聞だったら、同じ部品が「スクープ写真とその説明文」として使えますね。
適当に、手元にある写真データで作ってみました。「牛すき釜玉うどん が今年もやって来ました。丸亀製麺のうどんでお月見気分」などの記事でお馴染みの、丸亀製麺で食べた季節限定メニューの「満福かに玉あんかけうどん」を紹介する(しているフリの)チラシだと、こんな感じでしょうか。これも、用意された「部品」の写真と文字を入れ替えるだけ。それっぽくできますよね。
★ 仕事にも使えます
商店のチラシなどを作ることもできるPublisherですが、仕事で使うのにさらに便利な機能も付いています。仕事で文書や資料を作る時、会社の名前や住所、自分の部署名などを入れることも多いでしょう。そんなために、事前にそれらの情報を登録しておいて、そののち、各種テンプレート・部品にその値を自動的に挿入する(文字情報を入れ替える)ことができるのです。しかも、情報を修正すれば、作った資料の方も変更を反映させる(自動的に書き換える)こともできちゃいます。
部署名って、やたらと長くて入力するのも面倒な時がありますよね。社内文書ならば略称で良いんでしょうけど、対外的なものだとそうもいかず。そもそも、普段使っている略称は覚えていても、正式名称となるとあやふやだったり。ましてや、電話番号なんてすぐに覚えられません。組織変更後なんかは特にそうでしょう。私も、自分の名刺を見て確認することも。
意外とこの機能、使えそうです。
こんな感じの「部品」が用意されていて、登録して置いたデータでぱっと置き換えが可能。レポートやら、FAXの送付状やらなんやら色々と作れそうです。
以上、Publisherの紹介でした。
★ Office 365 Soloを購入する・契約するには
マイクロソフトストアからプロダクトキーを購入できます。価格は、一年間 12,744円(毎月払いより約16%off) もしくは 毎月1,274円。
一ヶ月間の無料試用が可能なので、まずはこちらで試してみて、良さそうだと思ったらそのまま本契約するのが良いと思われます。
あと、Amazonでも購入可能。【購入者特典付】Microsoft Office 365 Solo (1年版)|カード版|Win/Mac/iPad対応からどうぞ。
今年も宜しくお願いします。とても参考になるお話が多くて楽しみです。
by JUNKO (2018-01-01 21:38)
JUNKOさんへ:
Publisher、意外と使える奴です。そして、インストールされていることに気が付かないことも多いようなので、機会があればチェックしてみるといいかも、です。
by ぶんじん (2018-01-02 20:00)