滋賀県情報:「琵琶湖と共に生きる 沖島を訪ねて」 琵琶湖に浮かぶ島には人びとの暮らしがある [滋賀県]
久しぶりの滋賀県ネタです。例によって、滋賀県教育委員会文化財保護課さんからご紹介のイベントPRになっています。
(私と滋賀県との関わりはこの記事を見てください:「神仏に出会う滋賀の旅 仏女ブロガー」 まとめページ)
★ 国内で唯一、人が定住する淡水湖上の島:沖島
いやぁ、恥ずかしながら知りませんでした。琵琶湖に島があって、そしてそこに人が暮らしているなんて。湖に浮かぶ島なんて、観光かなんかでしか人が訪れない、小さなものばかりを想像しちゃっていました。でも、この沖島には人が暮らしていて、ちゃんと小学校もあるそうです。面積は1.5Km2だとか。
さて、そんな島を尋ねるツアーが催されます。興味のある方は下記チラシをご覧の上、申し込んでください。
ちらし(沖島).pdf
以下、概要です。
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【名称】近江歴史探訪 琵琶湖と共に生きる 沖島を訪ねて
【日時】平成27年10月17日(土)
A班:10時00分 ~ 14時30分頃
B班:10時40分 ~ 15時10分頃
【場所】近江八幡市内(JR近江八幡駅 ~ 長命寺港 ~ 沖島 ~ 休暇村近江八幡 ~ 八幡堀・白雲館)
【集合】JR近江八幡駅北口
A班:10時00分
B班:10時40分
【解散】白雲館(近江八幡観光案内所)
A班:14時30分頃
B班:15時10分頃
【定員】60名(30名×2班)※先着順。定員になり次第受け付けを終了します。各班同じコースを時間差で探訪します。
【対象】一般
【行程】各班共通 歩程約3km
≪集合≫JR近江八幡駅北口→(バス)→ 長命寺港 →(船)→ 沖島(探訪)→
→(船・伊崎寺遠望)→ 休暇村(昼食)→ 八幡公園 → 八幡堀 → 白雲館≪解散≫
※集合場所から八幡公園までの行程は休暇村近江八幡のプログラムを利用します。
【費用】3,240円
※休暇村近江八幡のプログラム利用料(ガイド料・乗船料・昼食代・バス代)
昼食時に休暇村近江八幡に直接お支払いください。
【持物】健康保険証(コピー推奨)、まち歩きができる服装等
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次の週だったら仕事でそっち方面に行っているんで、参加できたんだけどな。残念。
シンポジウム「石山寺校倉聖教をめぐって」:久しぶりの滋賀県関連の話 [滋賀県]
★ 久しぶりの滋賀県ネタ
私の滋賀県との関わりは「神仏に出会う滋賀の旅 仏女ブロガー」 まとめページを見てください。あら、もう四年前ですか、滋賀県を旅したのは。また行きたいなぁ。
さて、そんな滋賀県の“近江歴史探訪案内メール配信サービス”からのニュースです。
● シンポジウム「石山寺校倉聖教をめぐって」
石山寺残念ながら、石山寺には行ったことがありません。歴史の教科書などで知るのみ。「蜻蛉日記」や「更級日記」などにその名前が出てきたり、「源氏物語」がここで書かれた(インスピレーションを得た?)ということで知られた寺、として記憶しています。あと、絵巻物の代表例として良く名前が出てくるのが「石山寺縁起絵巻」。この絵巻の名前を通して寺の名前を知るパターンが多いかも知れませんね。琵琶湖の南にある石山寺は開山が奈良時代と伝えられているそうですが、その後も大きな戦火に見舞われることがなかったので、貴重な文化財が多く、今の時代にまで残されたとのこと。
今回、その中でも、お坊さんたちが勉強をする際の“学習ノート”である「校倉聖教」が保存修理を終えました。そのタイミングで、シンポジウムが開催されることになったとのこと。
なんか面白そうですね。残念ながら私は参加できそうにありませんが、興味深いことしきり。千年の歴史をまさにこの目で見られるのですから。まあ、実際に見ても自分で読むことはできないかも知れませんが、当時の人々の学門に対する情熱が感じられるんじゃないかなと思います。
シンポジウムの詳しい内容、申し込み方法は
滋賀県石山観光協会 紫式部ゆかりの花の寺 石山寺
を見てください。
以下、簡単に内容紹介。
● 申し込み方法
下記の住所まで、往復葉書一名に付き一枚で申し込んでください。
住所
大本山石山寺
520-0861 大津市石山寺一丁目1-1
問合せ電話番号:077-537-0013
申し込み締め切りは 7/17(Fri) です。
● シンポジウム概要
- 日時:7/31(Fri) 14:00 - 16:00
- 場所:石山寺明王院(大津市石山寺一丁目1-1、石山寺山内)
- アジェンダ:
- 「石山寺文化財綜合調査と校倉聖教」月本雅幸(東京大学教授)
- 「石山寺校倉聖教の指定から修理へ」杉江進(大津市教育委員会文化財保護課)
- 「石山寺校倉聖教の修理について」井上優(滋賀県教育委員会文化財保護課)
- 「校倉聖教修理の実際」坂田さとこ(株式会社坂田墨珠堂)
- 定員:50名(定員を超える場合は抽選)
- 参加費:無料(ただし入山料が必要)※入山料は個人一般600円です。
● 8日間限りの特別公開
シンポジウムに前後して、「重要文化財「石山寺校倉聖教」冊子本平成大修理完成記念展覧会」と題して、8日間限りの特別公開も行われます。
- 期間:7/26(Sun) - 8/2(Sun)
- 会場:石山寺豊浄殿
- 入館料:おとな200円 中・高校生200円 小学生100円 :別途、入山料が必要
「滋賀県は国宝や重要文化財が一杯ある」と、前回の旅で知りましたが、この「校倉聖教」も重要文化財です。夏休みの自由研究をする場としてぴったりなんじゃないでしょうか。なんにせよ、本物を自分の目で見てみるというのは大事なことでしょうから。
滋賀県情報:「全国城サミット in 彦根」11/28-30開催 : 講演会やら城巡りバスツアーやら [滋賀県]
★ 全国城サミット in 彦根
久しぶりの滋賀県ネタです。例によって、滋賀県教育委員会文化財保護課さんからご紹介のイベントPRになっています。(私と滋賀県との関わりはこの記事を見てください:「神仏に出会う滋賀の旅 仏女ブロガー」 まとめページ)
さて、「全国城サミット in 彦根」ってのが開催されるそうです。どんなイベントなのでしょう。詳細は公式パンフレットを見ていただければと思いますが、そこに書かれているテーマは
城や城下町の持つ魅力を再発見と謳っています。サミットと名付けるだけあって、なかなか真面目なイベントですね。実際、お堅いイベントの参加対象は日本各地の城下町の関係者(自治体だったり、商店街組合だったり)を想定している感じがします。が、柔らかいイベントも盛りだくさん。特に既定はないので、ブロガーとして参加するのもいいのじゃないかと。
文化財としての保存と、街づくりの視点での城の可能性を探る
● お堅いイベント
お堅いイベントの予定は下記の通り。
- 28日:シンポジウム
- 基調講演 by 元NHKアナウンサーの松平定知さん
- 分科会:「世界遺産」、「城郭整備」、「城や城下町を活かした街づくり」の各テーマ
- 29日:近江国の城郭を巡るエクスカーション(まあ、バスツアーです。4000円なり)。コースは次の五つ
- 「戦国の城から近世の城へ」 城の変遷をたどる
- 「信長が攻めあぐねた二つの堅城 佐和山城・小谷城」
- 「城でたどる信長の道・いざ安土城へ」 山崎山城でお茶を一献進上候
- 「賤ヶ岳合戦の陣城をめぐる」 築城戦を体験する
- 「近江の三名城と城下町」 彦根の名店千成亭で近江牛のランチを
- 30日:フィナーレイベント
- 流鏑馬(倭式騎馬会)
- 閉会セレモニー
各イベントに参加ご希望の方は、別紙「申込案内書」の内容をご確認の上、申込書を下記申し込み先まで、郵送・メール・FAXにてお送りください。
申込書:http://fes.hikoneshi.com/media/excursion/tourguide.pdf
公益社団法人 彦根観光協会
〒522-0001
滋賀県彦根市尾末町1-51
TEL:0749-23-0001 / FAX:0749-26-1919
滋賀県知事登録旅行業3-235号
● 柔らかいイベント:城フェス
彦根城フェス公式サイト | 彦根城フェスによると、実はもう色々なイベントが始まっているそうです。全国城サミット in 彦根はそのうちの一つのイベントだったんですね。例えば、全国城サミットの期間中でもひこね甲冑祭~城下町決戦の章~ | 彦根城フェスや、彦根城夜楽 ~彦根35万石の夜景~ | 彦根城フェスといったイベントが催されます。
ブロガーとして、堅いイベントに参加して地域振興を考え、発信するもよし、お祭りに参加してその楽しさを伝えるもよし。また、単にイベントを楽しむだけでももちろんOK。
いいですね。お祭りと同時に真面目な話もし、さらに地域を盛り上げていこうという勢いが感じられます。みなさんも機会があれば参加してみたらいかがでしょうか。