ブログ移転のお知らせ [雑感]
★ 新ブログサイトに移ります
ずいぶん長いことSo-netブログを利用していましたが、より自由な表現ができる環境が欲しいと思い、WordPressベースのブログサイトを自分で立ち上げることにしました。これからはそちらの方に移ります。セレブでもない個人の趣味のブログですから、改まって宣言するほどのこともないんですが、何かの縁でここを見に来てくれている人もいらっしゃいますので、日頃の感謝とともにご挨拶です。
「So-netブログしか読まないよ」という方がいらっしゃれば、残念ながらお別れです。Adiue!
よろしければまた、新しいブログも覗きに来てくださいな。この記事を掲載したのち、オープンします。
URL:https://www.bunjin.club/
RSS:https://www.bunjin.club/feed/
です。
主なカテゴリーは以下の通り。
また、以下のテーマごとのサイト・ブログも別にやってます。こちらも同様によろしくお願いします。
- Bunjin's Books Reviews : 読んだ本のレビュー
- Chromebookでブログを始めてみよう | Chromebookデビューしてみませんか : Chromebookの使い方紹介
- Smartphonography Club : スマートフォンで撮影したスナップ写真
記事を投稿した際はTwitter(Bunjin(@bunjin)さん / Twitter)でもシェアします。
各記事へのコメントも気軽にどうぞ。また、TwitterやFacebookなどで拡散していただけるとうれしいです。
★ So-netブログはそのままに残します
これまでに書いた記事を引っ越しさせるのは非常に大変なので、そのまま残しておくことにしました。更新はされなくなりますが、これまでの記事を読むことはできます。大したことは書いていないですが、どなたかの役に立てば幸いです。また、So-netのアカウントをなくしてしまう訳でもないので、私がSo-netブログを利用されている方のブログを読んだ時には、So-netブログの「いいね」を押すことになります。
では。
話広がる一枚の絵 頭に乗せているのは何? [雑感]
★ 「おばあちゃんと一緒に温泉に行きたいなぁ~」
小田急線の電車に乗っていたら、ドアのところにこんな広告が貼られていました。高齢者の介護施設ですかね。普段ならば気にも留めなかったでしょうが、なんか気になっちゃったんですよ、この絵が。ぱっと見には、孫娘が祖母と温泉に行きたがっていて、だから(入院しているだろう)“おばあちゃん”も元気を出さねばと思った、、、、といった感じのことを表しているのでしょう。「夢(目標)を持って老後を過ごそう」というメッセージなのかな。介護施設に関連のありそうな話にも思えるし、介護施設が夢を与えてくれる訳じゃないから、よくよく考えると何の関係もない、イメージだけの話じゃないかとも思えます。★ 頭に乗せているのは何?
でも、気になったのはそこじゃないんです。二人が頭に乗せているのはなんでしょう? 「銀河鉄道999」のメーテルの帽子? いや、そんなものをかぶって入浴する人はいないでしょう。桶? いやいや、ケロリンの桶をかぶって入浴する人もいないでしょう。やっぱり手拭いですかね。でも、一緒に電車に乗っていた私の奥さんは「女性はそんなことはしない」と言うし、それも違うのかな。昔のおじさんならばやったかも知れないスタイル。となると、この絵を描いた子はそんなおじさんたちの温泉入浴の姿を何かで(テレビかな?)見て、温泉のスタイルはこうだと言う印象を持っていたと言うこと。
でも、小さな女の子がそんなシーンを見て「温泉に行きたい」と思うだろうか。家族で温泉に行った経験があって、温泉は気持ちいい・楽しいということを知っていないと「おばあちゃんと一緒に行きたい」という発想にはならない。それに、おばあちゃんも温泉好きだと知っていないと、おばあちゃんを思っての願いにはならないはず。
でもでも、だとすると「おばあちゃんと“また”行きたい」と言うはず。“また”という表現がないということは、この子はおばあちゃんとの温泉旅行の経験がないのでしょうか。
★ 主客逆転
ではなぜ、こんなオールドスタイル(頭に手拭いを載せる)でおばあちゃんと一緒に温泉に入りたいなどと言ったのでしょう? 謎は深まります。と、思っていたら、うちの奥さんが「これは“おばあちゃん”が描いたのではないか?」と言い出したんですよ。痴呆症になっているかどうかは分からないけど、幼少の頃の想い出がフラッシュバックしてきて、おばあちゃんのおばあちゃんとの想い出がここには表されているのではないか、ということ。
なるほど。であれば手拭いを頭に載せるスタイルも一般的だったかも。そして、これを描いた“おばあちゃん”は温泉好きで、自分自身が温泉に“また”行きたいと思った。その時に誰と一緒に行くのか。それは優しかった(だろう)“おばあちゃんのおばあちゃん”が心に浮かんだ。
昔だから平均寿命も短かっただろうから、実際には一緒に温泉に行ったことはなかっただろう。だから“また”とは言わずに、実現できなかった「一緒に温泉」という夢を語った(見た)のではないか。
★ 「夢があるから、がんばれる」
何気なく見た絵。そこから色々と想像を広げて行ってしまった。自分にも老いは来るだろう。いや、そろそろ視力も怪しくなってきているので、すでに“来ている”。そんな中、こんな風に勝手に想像を広げ、物語を作ってしまう遊びは、頭を柔らかに保つにはいいのかも知れない。夢があるから、というよりは「夢想するから、がんばれる(老いに抗える)」のかも知れない。
下北沢から新宿へ向かう数分の間、そんなことを考えたのでありました。
謹賀新年 2019 [雑感]
最近は本業で平日はずっと大阪に出張してて、ちょいとこのブログも更新頻度が下がってますが、ボチボチ続けて行きます。本年もどうぞよろしくお願いします。
読書の感想は別のサイト 「Bunjin's Books Reviews | 文人文庫からおすすめの一冊をご紹介」 に載せてますので、併せてご贔屓に。