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中国 重慶の旅 その3 : ルメリディアン重慶,南岸 に宿泊 [旅行 :旅日記]

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★ ルメリディアン重慶,南岸

ホテルの合従連衡、買収合併ってすごいですよね。もう、何処がどこだかサッパリ分からない。重慶で泊まったホテルはMarriottグループになったのかな、ルメリディアン重慶,南岸(Le Meridien Chongqing, Nan'an)です。他にどんなホテルが重慶にあるか知らないのですが、海外のクレジットカードが使えないなんてところもあるようで、ちょいと不便。その点、さすがに欧米資本のホテルですから、問題なくマスターカードが使えました。ちなみに、Visaでも大丈夫みたい。アメックスは確認しなかったけど、大丈夫そう。

マリオットのロイヤルティブプログラム Marriott Bonvoyに入会して予約を入れるとポイントが貯まって特典が付くし、最初から専用アプリでチェックイン・チェックアウトの処理が出来たりするみたい。私は後から知ったので今回は使えなかった(使わなかった)のですが、次の機会には利用してみたいと思います。

立地としては、重慶の中心からはちょっと離れているようですが、辺りには商店街やショッピングモールなどもあり、出張中の買い物や食事には不便はありませんでした。

★ 部屋の様子

さて、泊まった部屋の紹介。一泊700元と、ちょっと高め。

ダブルベッドは寝心地良く、グッスリと休むことが出来ました。
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ベッド脇のテーブル。コンセントの口もあり、スマートフォンの充電などに便利でした。灯りのスイッチ類はベッドの両脇にあり、全部共通かと思いきや、なぜかどれかだけ違ったんですよ。なので、部屋を真っ暗にしようとすると両側で操作しなければならなかった。ちょっと不思議な造り。
ただ、一つのスイッチで足もとと洗面台とトイレの灯りがつくようなボタンがあり、夜中にトイレに行く時には便利でした。
中国のコンセントですが、50ヘルツ 220Vで、日本やアメリカと同じ形状(A型)と、O2型の併用でした。同じ場所に二種類の口がある形。でも、同じ部屋の中で一部、O2型だけのところもあり、統一性がなかったな。
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デスク周り。椅子は座り心地が良く、パソコンを置いて仕事をするにも心地よかったです。
ただ、デスク天面がガラスのようになっていて、レーザーマウスが反応せず、ちょっと困りました。ルームサービスのチラシを急場しのぎのマウスパッドにしてなんとか乗り切りました。
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窓際のソファー。
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玄関。部屋の電源はカードを差し込むとOnになる形式。ルームキーもカード式なのですが、それとは別に電気用のカードがあり、滞在中はずっと挿しっぱなし。
「Don't disturb」用のスイッチがあり、これを押すと扉の外にライトが付く仕組み。
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クローゼット。ハンガーの数は充分にあり、アイロン&アイロン台も完備。スリッパも使い捨て式の物が備えられていました。あと、替えのバスローブもあり。
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番号セットが出来る金庫。六桁だったので、安全性は高そう。かなり大きな造りになっているので、ノートパソコンも入れられるくらい。
写真を撮り忘れたのが悔やまれるけど、紹介したいのは下に見える二つの赤い箱。何かと思ったら「ガスマスク」でした。防災グッズ。火事の時にこれを付けて避難しろってことみたいです。ガスマスクがおいてあるホテル、初めてでした。
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ガラス張りの風呂。電動で開け閉めできるカーテンがあるので、隠すことも出来ます。一人で大罪だったので、そのまま使いましたが。
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風呂桶。見ての通り、ベッドとほぼ同じくらいのサイズなので、足を伸ばせて湯に浸かることが出来ました。湯量も豊富でグッド。手前真ん中は引き出し式のシャワーヘッド。
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洗面台。
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トイレ。日本以外だとシャワー式トイレ(ウォシュレット)は望むべくもないのですが、慣れちゃっていると不便ですね。
ここのトイレは普通にトイレットペーパーを流すことが出来ました。でも、街中の飲食店などのトイレはそれがNGなんですよ。紙を使ったら、備え付けのバケツに捨てないと行けないんです。上海ではそんなことはなかったけど、重慶は巨大都市の割にはインフラ整備が追いついていないのか、まだまだ“田舎”のようです。
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シャワールーム。こちらも湯量豊富で水圧も高く、気持ちよく利用できました。
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★ 部屋からの眺め

ホテル自体は三十階建て程度のビルで、私が泊まったのは十五階。そこからの眺めはこんな感じでした。
重慶は盆地になっているようで、ちょっと先には山並みが見え、その手前は高層ビルだらけ。かなり高低差のある土地で、ホテルのある場所は坂の上の方にある感じ。なので、窓からと奥に見えるビルはちょっと低いように見えますが、実際はどれも三十階~五十階程度のビルなのです。
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ホテルの裏には商店街(Wanda Plaza)がありました。こちらも見ての通り、ビルにぐるりと囲まれた形。一階、二階部分に商店が入っている造りでした。飲食店、コンビニ(ローカルな雑貨屋さんが多かったけど、ローソンもありました)などがあり、買い物に便利。
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★ 朝食

レストランはいつも人が一杯だったので、写真をパシャパシャ撮ることができませんでした。残念。
朝食はブッフェスタイルで、品数豊富。パン、麺、お粥、寿司まであり、和洋中そろい踏み。スイカジュースもちゃんとありましたよ(上海、大連でよく飲んだのでお気に入りなのです)。夕食をガッツリ食べても、これだけ一杯料理が並んでいると、ついつい取り過ぎちゃいますね。
フレッシュサラダもあり、美味しかった。他の国では、野菜を洗った水にあたってお腹を壊す、と言うことがあるようですが、少なくともここ重慶では、私は大丈夫でした。毎日、新鮮なサラダを食べてましたよ。と言いつつ、ベークドトマトの方が美味しかったけど。
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初めての重慶だったので、ちょいと奮発してホテルを選んだ形。慣れてくればもうちょっと“お手軽”値段のホテルでも良いかも。まあ、トイレットペーパーをトイレに流せるレベルじゃないと厳しいかな。

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中国 重慶の旅 その2 : 3000万人都市の重慶はタワーマンション建築ラッシュ [旅行 :旅日記]

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★ 高層ビルがニョキニョキ

初上陸した重慶の街。中国のスケールの大きさに驚くばかりでした。
空港についてタクシーで街まで移動したんですが、イエローキャブの列が凄い。人が一杯、というのがこれだけ見ても分かります。

空港から街に近づいていくと、とにかく高層ビルが一杯。三十~五十階建ての、日本で言えば“タワーマンション”に相当するようなビルがニョキニョキ。しかも、あちこちで新しいビルを建築中で、しかもしかもまとめて二、三棟を一度に建てている状態。人口が三千万人の重慶市ですから、タワーマンションも山ほど必要なのでしょう。でも、ちょっと市街地を離れると広大な土地が余っている様子。“郊外に一軒家”という考えはないんですかね。都心のタワーマンションがステータスシンボルなのかな?
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泊まったホテルの近所にあった広場。ここも高層ビルに囲まれちゃっていて、広場ではあるものの、かなりの圧迫感。
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日本だと、商業地の周りのビルは、デパートのような商業施設かオフィスビルが普通。でも、ここでは一般(?)向けの住宅ばかり。どれもこれもタワーマンションなんです。
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タワーマンションだろうが、ベランダには洗濯物。風で飛ばされないのか心配になってしまいますし、物の落下事故がさらに恐ろしいなと思っちゃいます。でも、そんなことは気にしないようで。。。
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川沿いにはちょっと古めかしい街並みが残っていました。というより、テーマパーク的な商業施設になっていて、食べ物屋さん、お土産屋さんが一杯。
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★ 街をぶらぶら

短期間でいきなりの大都市になってしまった重慶。近代的なタワーマンションの森の麓では“古き良き”時代の風景も残っているようです。

揚げパン(のようなもの)を売っている屋台。“油条”ってやつかな。後ろに看板があるとは言え、歩道の真ん中に陣取っていてなかなか大胆な出店。この屋台、自力で移動できるとは思えないし、長距離移動も無理そう。近所の店からの出張販売なのかな。
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「街の商店街」的な場所もありましたよ。違いは、タワーマンションじゃなくて、五・六階建てのビルってことかな。
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重慶の街には中国各地(と言っても、より田舎の方でしょうけど)から観光客が押し寄せてました。そのため、食べ物屋さん、お土産屋さんが一杯。日本では外国人旅行客の急増による“オーバーツーリズム”が問題になっていますが、中国では国内からの旅行客によってそんな状況になっているようです。春節の時には観光客だけで人口と同じくらいの三千万人が押し寄せたのだとか。国内需要だけで充分に景気は良さそうです。
ちなみに、名産品らしくてビーフジャーキーがお土産として一杯売られていたんですが、肉類は日本に輸入できない(規制が厳しい)ので、気をつけましょう。帰国時、税関で没収されちゃいます。
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取引先の人に連れて行ってもらった火鍋屋さん。山の上に登った辺りにあるんですが、テーマパーク並みに広くて、山全体が火鍋屋という感じでした。一万人は収容できるようです。重慶の人は火鍋が大好きだと言うことですが、それにしても規模が凄い。中国のスケール・パワーは違いますねぇ。
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大連で食べた火鍋は、鍋の中に敷居があって、二種類の出汁が楽しめる物でした。が、ここ重慶では辛い出汁だけ。仕切りはあるけど、中は繋がっていて、中身は全部同じです。具材は野菜とホルモン。豚の膵臓だの小腸だのをぐつぐつ煮て食べるスタイル。
でも、ホルモンってそんなにすぐに出汁が染みこまないんですよ。なので、周りは辛いけど中は(あんまり味のない)ホルモン。野菜は美味しかった。素材の味で勝負の、ダイナミックな田舎料理という感じでした。


好景気に沸く重慶、という感じでしたが、夜になるとタワーマンションはなぜか真っ暗。灯りのついている窓(部屋)はポツポツ。不動産投資目当てで購入して、実際には空き家になっているんですかね。最近は規制が厳しくなって投資目的の不動産購入は難しくなったそうですが、まだまだなのかな。
旅行客にはその真相に踏み入ることは難しかった。実際はどうなのだろうか。

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中国 重慶の旅 その1 : 初めてのLCCフライト SPRING JAPANで飛んでみた [旅行 :旅日記]

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★ 重慶へ出張

本業の仕事で、中国の重慶へ出張に行ってきました。中国市場の視察や技術者との意見交換が主な目的だったので、気分的には楽な出張でした。そのため、写真も一杯撮る余裕があったので、何回かに分けて紹介します。

重慶市は”直轄市”という特別扱いの市だそうで、中国に四つあるうちの一つです。そのためか人口はなんと三千万人以上!東京都の三倍ですね。いやぁ、ものすごい。さすがは中国です。
街には大きな川(長江の支流)がいくつも流れていて、橋が多いのも特徴。川と言っても幅がとても広いので、どの橋もレインボーブリッジ程度の規模があります。さらには、長江をせき止めて作られた巨大ダムの三峡ダムが上流にあり、この巨大都市の電力を賄っているとのこと。

街の様子は改めて紹介するとして、初回はフライトの話です。

★ LCCの春秋航空(Spring Japan)に乗ってみた

いつもならばANA便を利用するのですが、日程の関係で直行便を利用する必要があり、選択肢から外れてしまいました。で、選んだのが春秋航空。正確には、「春秋航空」は中国側の航空会社で、日本ではSpring Japanの名前で営業しています。そうそう、そのためにチェックインカウンターなども別なので注意が必要でした。帰り、間違いそうになってしまった。コード名は”IJ”です。

こういう時はスカイチケットなどの”比較サイト”で選ぶのがいいのでしょうが、初めてということもあり、公式サイトから申し込んでみました。
LCCを使うのが初めてだったんですが、それにしても安いですね。心配になるくらい。ANAの1/3程度じゃないですか(11万円 v.s. 3万円)。ただ、荷物の大きさ・重量に制限が厳しく決められていたり(15Kgまで。それ以上は超過料金が必要)、お茶を飲むにも有料だというのが面倒臭そう。エンターテイメント系の設備が全くないのも徹底してます。本当に”安く移動する”ためだけなんですな。まあ、スマートフォンやタブレットがあれば、エンタメ系は”持参”できるので、その点は問題ないでしょう。私もKindleで読書してました。

座席のレベルはどれも”エコノミー”で、ビジネスクラスやファーストクラスの設定はないのですが、ちょっとだけ広さの違うシートが用意されてました。
  • コンフォートシート:一列目
    機内で一番足元の広い座席
  • レッグシート:二・三列目、十六・十七列目
    足元がゆったりした座席。ただし、リクライニングができなかったり、非常口側なので非常時の協力が要請されます
  • スタンダードシート:上記以外
    普通の席
コンフォートシート、レッグシートはそれぞれ、数千円ずつ高くなっていく値段設定。それでも安いですけどね。コンフォートシートを選ぼうと思ったのですが、残念ながら一杯(三列席の真ん中は空いてましたが。。。)だったので、レッグシートをチョイス。
こんなくらいの広さ(狭さ?)でした。これくらい余裕があれば、窓側席の人が通ってもそれほど問題なし。スタンダードシートの方を観察すると、いちいち席を立ったり、飛び越えたりしないといけないようでこっちにしておいて良かった良かった。
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ちなみに、機内食としてチケット予約時に同時に申し込める「すき焼き弁当」はこちら。
いやぁ、ショボかった。700円なり。機内で頼むと800円。味も今ひとつだったし、これならば機内で注文するカップヌードル(500円だったかな)の方が良かったかも。
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★ チェックインは要注意。時間かかるよ

さて、飛行機の設備がシンプルなのは許容範囲でした。では空港内はどうでしょうか。
成田から飛び立ったのですが、これまた初めて第三ターミナルを利用することに。そう、LCC専用に設けられた新しいターミナルです。現在も拡張工事中のようです。この第三ターミナルですが、鉄道もそこまでは連れて行ってくれず、第二ターミナルから連絡バスに乗っていかねばなりませんでした。第二ターミナルからは500メートル以上離れているようで、歩いていく通路もありますが、時間掛かりそう。
設備がなんにもないのかと心配したんですが、保安検査を抜けた先にも売店や免税店はちゃんとありました。商売ですからね、こういうのはしっかりと作られるんでしょう。
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あと、時間つぶしのできるカフェもちゃんとありました。ただ、お茶がメインなので、食事には不向きかな。保安検査を通る前ならばフードコードもあったので、食事を済ませるならばそっちの方がいいかも。
あと、Wi-Fiルーターを借りられる場所、両替所なども揃ってました。
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ということで、ターミナル自体はそれほど問題なし。問題はチェックインカウンター。Spring Japanのチェックインカウンターは、もうちょっと頑張って欲しかったな。かつて経験したインドの空港ほどはひどくなかったけど、なんか要領が悪いのか、客をさばくのに時間がかかるんですよ。荷物の重量をチェックして、超過したら料金を徴収しなければいけないなどの作業は分かるのですが、それにしても待たされました。同僚と一緒だったので、列を途中で抜けてトイレに行くこともできたけど、一人だったらどうなったことやら。離陸の二時間前に並び始めたのでまだ余裕があったのですが、これが国内線だったら直前にひょろっと行くのが普通だろうから、その場合は間に合わなくなるかも。あと数千円足してもいいので、ファスト・レーンも作ってくださいな。
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やっとこさチケットを発見してもらっていざ出発。
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ちなみにチケットは紙。最近は電子チケットが多くなったので、ちょっと懐かしかったな。旅の思い出品にはなるでしょう。
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★ 重慶空港はだだっ広いだけでスカスカ

ついでなので(?)、先に帰りの話も。重慶江北国際空港の第三ターミナルから離陸。
大きな空港でした。そして、第三ターミナルは数年前に出来たばかりと言うことで、こちらも成田と同じで新しいターミナル。LCC専用という訳ではないようでしたが。
とにかく広い。そしてがらーーーんとしている。この裏には免税店もあったんですが、カフェの類はなかった。かろうじて売店でフライト中に飲むペットボトル飲料を買えたんですが、自動販売機の類はなし。
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ゲートの前はどの空港でも同じですが、閑散としてます。
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久しぶりに見ました、“北京ビキニ”スタイルのおじさん。昔、大連によく出張で行っていたんですが、あそこでもよく見たな、このスタイル。最近は罰金まで設けて禁止をする都市もあるそうで、中国でも「格好悪い」という認識が高まっているようですが、まだまだ健在なようです。
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ということで、まずはフライトの話でした。話は続きます。

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