シンポジウム「石山寺校倉聖教をめぐって」:久しぶりの滋賀県関連の話 [滋賀県]
★ 久しぶりの滋賀県ネタ
私の滋賀県との関わりは「神仏に出会う滋賀の旅 仏女ブロガー」 まとめページを見てください。あら、もう四年前ですか、滋賀県を旅したのは。また行きたいなぁ。
さて、そんな滋賀県の“近江歴史探訪案内メール配信サービス”からのニュースです。
● シンポジウム「石山寺校倉聖教をめぐって」
石山寺残念ながら、石山寺には行ったことがありません。歴史の教科書などで知るのみ。「蜻蛉日記」や「更級日記」などにその名前が出てきたり、「源氏物語」がここで書かれた(インスピレーションを得た?)ということで知られた寺、として記憶しています。あと、絵巻物の代表例として良く名前が出てくるのが「石山寺縁起絵巻」。この絵巻の名前を通して寺の名前を知るパターンが多いかも知れませんね。琵琶湖の南にある石山寺は開山が奈良時代と伝えられているそうですが、その後も大きな戦火に見舞われることがなかったので、貴重な文化財が多く、今の時代にまで残されたとのこと。
今回、その中でも、お坊さんたちが勉強をする際の“学習ノート”である「校倉聖教」が保存修理を終えました。そのタイミングで、シンポジウムが開催されることになったとのこと。
なんか面白そうですね。残念ながら私は参加できそうにありませんが、興味深いことしきり。千年の歴史をまさにこの目で見られるのですから。まあ、実際に見ても自分で読むことはできないかも知れませんが、当時の人々の学門に対する情熱が感じられるんじゃないかなと思います。
シンポジウムの詳しい内容、申し込み方法は
滋賀県石山観光協会 紫式部ゆかりの花の寺 石山寺
を見てください。
以下、簡単に内容紹介。
● 申し込み方法
下記の住所まで、往復葉書一名に付き一枚で申し込んでください。
住所
大本山石山寺
520-0861 大津市石山寺一丁目1-1
問合せ電話番号:077-537-0013
申し込み締め切りは 7/17(Fri) です。
● シンポジウム概要
- 日時:7/31(Fri) 14:00 - 16:00
- 場所:石山寺明王院(大津市石山寺一丁目1-1、石山寺山内)
- アジェンダ:
- 「石山寺文化財綜合調査と校倉聖教」月本雅幸(東京大学教授)
- 「石山寺校倉聖教の指定から修理へ」杉江進(大津市教育委員会文化財保護課)
- 「石山寺校倉聖教の修理について」井上優(滋賀県教育委員会文化財保護課)
- 「校倉聖教修理の実際」坂田さとこ(株式会社坂田墨珠堂)
- 定員:50名(定員を超える場合は抽選)
- 参加費:無料(ただし入山料が必要)※入山料は個人一般600円です。
● 8日間限りの特別公開
シンポジウムに前後して、「重要文化財「石山寺校倉聖教」冊子本平成大修理完成記念展覧会」と題して、8日間限りの特別公開も行われます。
- 期間:7/26(Sun) - 8/2(Sun)
- 会場:石山寺豊浄殿
- 入館料:おとな200円 中・高校生200円 小学生100円 :別途、入山料が必要
「滋賀県は国宝や重要文化財が一杯ある」と、前回の旅で知りましたが、この「校倉聖教」も重要文化財です。夏休みの自由研究をする場としてぴったりなんじゃないでしょうか。なんにせよ、本物を自分の目で見てみるというのは大事なことでしょうから。
石山寺は2度ほど行ったことがあります。こういう催しがあると聞く度に蝦夷地住まいを恨みます。(笑)
by JUNKO (2015-07-12 07:36)
JUNKOさんへ:
なんと二度も?!私は上記の通り、未だに行ったことがないんですよ。京都に住んでいたこともあったのに。。。
by ぶんじん (2015-07-12 14:02)