ソースネクストの 通訳デバイス ポケトーク(POKETALK)でインバウンドマーケットをゲットだぜ! [ガジェット : 面白いもの色々]
★ ポケトーク(POKETALK)とは
ソースネクストのイベントに参加して、先日、記者発表会が行われた、通訳デバイスのPOCKETALK(ポケトーク)をちょこっとですが触ってきました。それが一枚目の写真。試作機だったので、ロゴやらなんやらは製品版とは異なっているようですが、ちゃんと動く奴でした。
POCKETALK(ポケトーク)は、“通訳デバイス”とある通り、翻訳をしてくれる機械。手のひらサイズのデバイスですが、五十カ国語を“相互に(!)”翻訳してくれるというもの。こいつに向かって喋ると、英語やら中国語やらナンヤラカンヤラ、その場で翻訳してくれるのです。そして、相手も自国の言葉で喋れば日本語になるので、こいつを挟んで会話ができてしまうというわけ。お互いに、このPOCKETALK(ポケトーク)のボタンをタップして話すだけの簡単操作。
仕組みとしては、SIMカードを挿して通信をし、サーバー側でデータを翻訳して戻す、と言うもの。要は、スマートフォンで翻訳アプリを使っているようなものです。それを専用機にすることによって、使い易さを向上させた訳ですね。説明による櫓、「世界61ヵ国で使える」専用のSIM付き版が発売されるとのこと。(他のSIMだと動作保証はできないけど、動く奴もあるみたい)あと、SIMがなくてもWi-Fiに繋がっていればOK。
既に予約受付が開始されています。
- 予約受付期間 : 12月13日(水)まで (発売開始:12月14日)
- 予約購入特典 : 専用シリコンケース、3,000円分の割引券(10月31日まで)
ラインナップと価格は以下の通り。
- 「POCKETALK」
Wi-Fiで使えて、別売りのグローバルSIM用のスロットを装備。
提供価格 : 24,800円(送料無料) - 「POCKETALK + 専用グローバルSIM (2年)」
Wi-Fiがない場所でも、世界61ヵ国で3Gで使える。
2年間通信料不要で使い放題、2年後には使用期間の延長もできます。
提供価格 : 29,800円(送料無料)
購入(予約)はこちらから。
★ 海外からのお客さんもこれで大丈夫かな
バタバタしているものの、東京オリンピックがだんだんと近づいています。オリンピック期間はどっと海外からの訪問者が増えるでしょう。いや、それまで待たなくても、海外からの旅行者は急増している感があります。先日、京都に旅行に行ったときも、どこも観光客で一杯。バスが常時満員状態で市民生活に影響が・・・なんてことにもなっているようです。東京も浅草や秋葉原、渋谷、新宿に各国からの旅行者が溢れています。
そんなお客さんを迎える宿や商店では言葉の壁に既に突き当たっているのではないでしょうか。そんな問題をこのPOCKETALK(ポケトーク)が解決してくれるかも。
自分で試したときは一言二言を翻訳させただけなので、実際に確認したわけではないですが、プロモーションビデオを見ると「メイド喫茶での接客風景」なんかがあって、日本語で話すメイドさんと、フランス語のお兄さん二人との会話がPOCKETALK(ポケトーク)を介して行われていました。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「自宅に帰ってきた気分だ」
「好きな動物はなんですか?」
「猫が好きです」
(運んできたオムライスにケチャップで猫を描く・・・)
「可愛いですね」
みたいな会話がかなり自然にできていました。
この他にも寿司屋さんにやって来た中国人観光客のやり取りなどもありましたよ。
これ、商売の幅が思いっきり広がるチャンスじゃないでしょうか?いわゆるインバウンドマーケティングってやつですかね。ドットやって来て、財布のひもも緩みがちな旅行客がお客さんになってくれれば売上アップがかなり期待できるでしょう。
外国語会話をロゼッタストーンで学んで身につけることももちろん大事ですが、何カ国語もマスターするのは大変。POCKETALK(ポケトーク)を使えば、色んな国からやってくるお客さんに、その国の言葉で会話ができる訳ですからこれはすごいこと。
そんなのスマートフォンとアプリの組み泡でもできるだろう?という話もありますが、実際の場面ではこちょこちょ操作している手間が大変。間違ったボタンを押しちゃうなんてことも頻繁に起こりそう。その点、割り切った操作性の専用機の方が安心。なんか、POCKETALK(ポケトーク)にすごく期待してしまいます。
ということで、未来は明るそう、と感じさせてくれるデバイスの紹介でした。
POCKETALK(ポケトーク)関連記事はこちら。
先日テレビで紹介していたものでしょうか。
by JUNKO (2017-10-26 15:08)
JUNKOさんへ:
ワールドビジネスサテライトなどでも紹介されたそうなので、たぶんそれだと思います。
by ぶんじん (2017-10-26 21:54)