MOVERIO BT-200体験記：モニター終わりの座談会は大盛り上がり。私もプレゼンしちゃいました：ぶんじんのおはなし：So-netブログ

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MOVERIO BT-200体験記：モニター終わりの座談会は大盛り上がり。私もプレゼンしちゃいました　[ガジェット：面白いもの色々] [編集]

エプソンさんから「MOVERIO」をモニターでお借りしていました。そのモニター期間が終わりを迎え、体験者が集まっての座談会が催されました。

★ MOVERIO Pro BT-2000登場

私（たち）がモニターしたのはMOVERIO BT-200ですが、この六月に新製品が発表されていました。それがMOVERIO Pro BT-2000。こちらは業務用の高級機。座談会最初はその紹介でした。

BT-200を見た・使った様々な企業から、「業務用で使っている・使いたい。そのためにはここを改良して欲しい」と言った声が一杯寄せられたとか。それらを受けて開発されたBT-2000は以下のような特徴があります。

高輝度ディスプレイ：明るい場所でも大丈夫。照度センサーもついて、周囲の明るさに対応
防水防塵仕様（IP54準拠）：ホコリの舞う現場でも大丈夫
高解像度ステレオカメラ：500万画素のカメラが二つ。距離測定も可能
ジャイロセンサー、IMU（慣性計測ユニット）、地磁気センサー、GPSの各種センサー搭載
装着性の向上：ヘッドバンド式で頭に固定。頭の大きさに合わせ、サイズ別インナーパッドも用意
コントローラーの操作性向上：大きめのボタン式に変更。グローブをはめていても操作可能。音声コマンド入力も可能
長時間駆動：バッテリーを二個、装着。４時間稼働。また、ホットスワップ機能により、システムシャットダウンをせずに電池交換が可能

なるほど、確かにBT-200の弱点を克服してます。
ただ、業務用製品なので、アプリケーションは入っていません。専用アプリを開発し、使う形です。特定業務用に、個々に開発する訳です。あと、お値段も業務用（？）。37万円だそうです。

★ MOVERIO BT-200の展開

さて、我らがBT-200も各地でイベントを催したり、新たなサービスを始めたりして、普及に努めていたとのこと。
2020年の東京オリンピックを念頭に置き、日本を訪れる外国の人びとが増えるだろうと予想。そんなみなさんへのサービスとしてこんなのが。日本のプロ野球にも台湾から来た選手が多いと言うことで、MOVERIO BT-200を装着しながら観戦すると、中国語（北京語）の字幕が表示される。また、各選手のプロフィールなども出るため、彼らが馴染みのない日本の選手も知れるというもの。かなり盛り上がったそうですよ。

近畿日本ツーリストによるVRを使った観光ツアーにも利用されました。旧江戸城（皇居）の中を散策しながら、VRを楽しむというもの。「天守閣が復元」とあるから、今は土台の石垣だけになってしまったあの場所に行くと、3D映像が観られるのかな。
実は先日、一人で写真散歩で旧江戸城見物に行ったのですが、ちょうどこの団体さんに遭遇しました。みなさん、MOVERIO BT-200をかけてゾロゾロと見学してましたよ。その姿、なかなかインパクトありました。

★ モニター経験を通して討論会

さて、そんなMOVERIO BT-200ですが、モニター体験者のみなさんはどんな感想を持ったのでしょうか。また、どんな風な使い方をしていたのでしょうか。

実は、MOVERIO Pro BT-2000の開発経緯（改善点）や、MOVERIO BT-200の使い方検証（とも言えるイベント）から垣間見えるように、残念ながらMOVERIO BT-200には

機能・性能面で不満点が色々
MOVERIOならではの使い方が分からない

との声が多かったのです。
今回の座談会ではそんなことも踏まえ、「では、どうすれば良いのか？」をみんなで考えようとのイベントがありました。「こんなMOVERIOがあったらいいな」というお題で、みんなで意見を出し合い、発表するというもの。
もっとファッショナブルなデザインがいいとか、カメラ機能・性能をアップしようとか、けーぶるれすがいいとか、とか、とか。未来のMOVERIOというよりも、モニターを通して感じた要望をそのまままとめた感じだったかも。