α6000と鉄砲組百人隊 皆中神社で出陣式 : 火縄銃の銃声が新宿の街に轟き渡る [散歩写真]
小型デジタル一眼カメラ“α6000”を持ってブラブラ散歩写真。
★ 江戸幕府 鉄砲組百人隊 出陣の儀
「江戸幕府 鉄砲組百人隊出陣の儀」は、二年に一度行われるイベントで、保存会による火縄銃の一斉射撃(もちろん、空砲ですが)や百人隊の行進が見られます。新大久保駅そばの皆中神社(かいちゅうじんじゃ)で出陣式を執り行い、その後、新宿の街を行進しつつ、各所で一斉射撃を披露し、また皆中神社に戻ってくるという段取り。このイベントのことは知っていたのですが、今回、初めて見物に行ってきました。
早起きして出掛けたお蔭で、皆中神社では一番前の場所を陣取ることができました。この神社、境内がとても狭いので、後ろの方で見物することになると写真を撮るのはかなり厳しい状態になってしまいます。準備の段階から見学することになったんですが、それもなかなか面白かったですよ。
鉄砲を撃つのは保存会のメンバーさん達。そして、街の名士のみなさんは鎧兜を身につけた武将に変身。肩に名札を付けているのが可愛らしくもありました。
この鎧、背中に幟を挿すための金具が付いていて、順に挿していって貰ってました。「一火万雷」ですか、強そう。そのほかにも「百発皆中(皆中とは、みんな当たる、との意味)」や「紫電一閃」なんてのも。
そうそう、この皆中神社ですが、元々は江戸時代の鉄砲組百人隊が百発百中(皆中)を祈願したもの。でも、今は宝くじに当たるように祈願する人が一杯訪れる神社になっています。
そしていよいよ火縄銃の一斉射撃!鉄砲組が一列に並んで、武将の号令に従い「弾込め」、「火縄点火」、そして「撃て!」。
ゲットしたばかりのα6000の連写機能をオンにし、こちらもこの決定的瞬間をshootしたのでした。
空砲ではあるんですが、音は凄いですし、見ての通り銃口から火柱が上がってます。いやぁ、迫力ありました。
★ いざ、出陣!
(新)大久保というと韓国料理屋さん一杯というイメージが私としては強いかな。街を歩いていても韓国語が聞こえてくる感じ。でも、そんな通りを今日ばかりは鉄砲組百人隊の威勢の良いかけ声が響き渡ってました。おっと、いつの間にか騎馬武者も登場。昔の日本の馬はもっと小型だったそうですが、見慣れているせいか、サラブレットスタイルのこちらの方が絵になる感じがしてしまいます。
おや、ゆるキャラもいたんですね。ちゃんと鉄砲を担いでいます。名前は「同心くん」。鉄砲を撃つ役割ですから、上役の与力ではなく、下っ端の同心なのね。
一戦終わって(?)休憩時間。武将のみなさんや鉄砲組のみなさんは見物客から記念写真をせがまれまくってました。みなさん、気軽に応えてくれてました。
実際、かやくや火縄の換えを隊員に配る役割の人がいたのかな、昔も。
なかなか複雑な機構をしています、火縄銃。火縄(紺の紐)もこんなに長いんですね。
ということで、鉄砲組百人隊の追っかけをしたのでありました。この後も行進は続いていました。
いやぁ、やっぱり迫力ありましたよ。まさに号砲一発って奴で、音にびっくり。でも、なんとかカメラを落とすことなく写真に収めることができました。めでたし、めでたし。
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