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「アール・ヌーヴォーのガラス展 デュッセルドルフ美術館 ゲルダ・ケプフコレクション-」 at パナソニック 汐留ニュージアム [美術 : 美術展、写真展紹介]

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★ アール・ヌーヴォーのガラスたち

WindamArtPRさんからの紹介による事前告知宣伝です。

汐留ミュージアムで、エミール・ガレやドーム兄弟、ウジェーヌ・ルソーらのガラス作品の数々が観られる美術展が開催されます。ゲルダ・ケプフ夫人がデュッセルドルフ美術館に寄贈した作品群だそうです。
といいながら、ナンシーのガレやドームの作品は馴染みがあるものの、パリで活躍していたウジェーヌ・ルソーの作品はよく知らないんです。公式ページの解説によると、
アール・ヌーヴォー期のパリのガラスにおける最大の特徴は、東アジア美術の影響を色濃く反映した作品にあります。中心人物であったウジェーヌ・ルソーは、『北斎漫画』の発見者、フェリックス・ブラックモンと、日本の多色木版画をもとにした陶器セットをデザインしています。
だそうです。ふむ。ガレのガラスにもトンボやら蝶々などの、“和風”のモチーフが使われていますが、ウジェーヌ・ルソーの作品は鯉の滝登りなのかな、漆器のような色合いがガラスとは思えません。これ、実物を見てみたい。

この時代のガラス作品、一体どうやって作ったのだろうかと思うほどに精緻な造りをしていて、観ていて飽きません。これだけの多彩な色使いも、一色一色、溶けたガラスを乗せていったのかと思うと、さぞや熱かったろうと、そんなことも想像しちゃうのでした。いや、美しい。


バブルの頃、私の親父もガレの作品を購入したりなんぞしていたので、私自身も“親近感”があるんですよね。まあ、今は昔の話ですが。。。ま、こういう美術品は美術館で観るものでいいんじゃないかな。
でも、ゲルダ・ケプフ夫人って何ものだったのでしょう。こんなコレクションを所蔵していたとは。その辺りも気になってしまう。。。

ということで、始まったら観に行かねば。

★ 美術展情報

「アール・ヌーヴォーのガラス展 デュッセルドルフ美術館 ゲルダ・ケプフコレクション-」展は下記の通り、開催されます。





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コメント 2

TaekoLovesParis

ここ、汐留のパナで昨年開催された展覧会、「フランス印象派の陶磁器」は、ウジェーヌ・ルソーとブラックモンの共作の食器が中心でした。今年はガラス器なんですね。
ぶんじんさんのお父様、ガレを持っていらして、すてきな趣味ですね。
by TaekoLovesParis (2015-06-26 21:02) 

ぶんじん

TaekoLovesParisさんへ:
なるほど、シリーズ感のある企画展だったんですね。
by ぶんじん (2015-06-27 20:42) 

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