新燃岳噴火災害復興祈念植樹ツアー まとめページ（概要説明と目次）

東日本大震災発生一月あまり前の一月下旬に、九州南部霧島連山の新燃岳が五十年ぶりに爆発的噴火をした。空振（爆発によって生じた空気の衝撃波）や、噴石を含む降灰により、物的・人的被害が出た。特に宮崎県下の降灰は農地を覆い、道路を塞ぎ、農業や観光業に深刻な被害を及ぼした。
今は噴火活動も落ち着き、地元の人々は復興のためにがんばっている。そんな地元を応援すべく、認定NPO法人環境リレーションズ研究所と高原町農作物等復興対策協議会と共同で復興祈念植樹祭をすることとなった。そこに吉本興業も協賛し、四十六都道府県各地に住みながら芸能活動をする”よしもと住みます芸人”のコンビ”ちきんなんばん”がツアーに同行することとなった。そして、それらをまとめてJTBがこの植樹ツアーを実施したのだった。またこのツアーは観光庁のモニターツアーにも選ばれている。

難しく言うとこんな感じだが、要は、植樹や農業体験をしながら地元の人と交流を図り、旅を通して（多少なりとも買い物したりして）産業復興に協力しようという旅なのだ。しかもその旅を若いお笑い芸人さんたちが盛り上げてくれるというもの。一泊二日ながら、何とも盛りだくさんの旅行だった。
私としても、このブログで紹介することで微力ながら復興に貢献したいと思う。

ということで、順次投稿していきます。

記事目次
１． 旅立ちと宮崎初上陸
　　羽田から国内線で宮崎に向かう。国内線に乗るのは十数年ぶり。
２．手打ちそばでおもてなし、麦踏みと地元産品のお土産購入
　　蕎麦で腹ごしらえをし、初めて麦踏んじゃいました。そんな麦で作った土産物をゲット。
３．駒うち体験（しいたけの種菌植え付け作業）
　　昨年は降灰で収穫ゼロだった農家もあったそう。なかなかの重労働です。
４．極楽温泉で交流会＆ディナー・朝ご飯
　　ちきんなんばんの二人の漫才も聞き、美味しい食事と温泉でのんびり極楽気分。
５．植樹祭式典に参加。そして植樹に挑戦
　　いやぁ、植樹って大変ですねぇ。でも、ちゃんと育つといいな。
６．地元のみなさんのおもてなし料理とひなまつり
　　労働の後は食事がうまい。
７．パワースポット巡り：狭野神社＆御池＆東霧島神社（つまきりしまじんじゃ）
　　天孫降臨の地はどこもかしこも神話の世界。
８．グッバイ宮崎
　　メロンパンの歌が耳に残りつつ、楽しかった旅もおしまい。


関連サイト一覧
・　JTB観光情報ナビ
・　認定NPO法人環境リレーションズ研究所
・　吉本興業 よしもとあなたの街に住みますプロジェクト　＆　ちきんなんばん
・　観光庁　国内旅行振興キャンペーンポータルサイト

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コメント 2

新燃岳噴火の募金はしましたが、こんなツアーもあるんですね！
旅行記楽しみにしてます♪
by ＪＯＹ (2012-03-06 00:27) 

JOYさんへ：
実は私、ほとんど意識していなかったんですよ、この噴火災害。3.11の震災の間接的被害を受けてからやっと、災害と復興の問題を考えるようになったのでした。そんな時にこのツアーはいい機会だったと思います。
by ぶんじん (2012-03-07 22:09)