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「じょしらく弐 ~時かけそば~」 観劇 : ストーリーは難解だが、とにかくカワイイは正義だと実感 [映画の感想]

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AiiA 2.5 Theater Tokyoで芝居を観てきたので感想。

★ じょしらく弐とは

乃木坂46のメンバーがトリプルキャストで出演する芝居です。女の子の落語家五人の物語なんですけど、基本は寄席の楽屋で五人が他愛もない話をするだけ、という、かなりシュールな舞台。漫画が原作で、アニメにもなっていて、芝居自体も題名の通り、二作目です。
話のネタで、原作の漫画のものが使われている(読んでいないので想像ですが・・・)だけではなく、”乃木坂46ネタ”もバンバン出てくるので、ファン以外は敷居が高そう。まあ、観に来ている観客も、ほぼほぼファン(オタ?)だろうとは思われますが。かく言う私も、この歳にして目一杯はまっている訳で、人のことをとやかくは言えません。

トリプルキャストの仕組み、出演メンバーは公式サイトを見ていただくとして、私が観たのは”チーム「ご」”の二回目の回です。それぞれのチームが五回ずつ公演を行い、毎回一人が実際に落語を一石披露すると言う趣向となっています。コアなファンは全ての回を観るでしょうし、推し(ひいきのメンバー)がいる人は、その子が落語を披露する回を選ぶのでしょう。私もそうしたかったのですが、一番のひいきである伊藤万理華さんが今回は出演されず(一作目には主役で出ていました)、二推し(二番目にひいきのメンバー)である山崎怜奈さんの出番の回は都合が悪く、他の回になってしまいました。とは言え、かなり期待して観に行ったのであります。ちなみに私が観た回は北野日奈子さんが落語の日。ちょっと台詞を噛んでしまったところもありましたが、楽しそうに演じているのがこちらにも伝わり、素直に笑えましたよ。
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”他愛もない話”と言いつつ、一応、筋はあります。「じょしらく弐 ~時かけそば~」のタイトルからわかる通り(?)、落語の「時そば」と、筒井康隆の「時をかける少女」をかけたネタになってます。なぜか、主人公がそばを食べていると、そばの香りにつつまれ、五十年後の未来にタイムスリップしてしまうのです。そこは落語が禁止された管理者かいになっていて、”よそ者”の主人公は追われる身に。でも、なぜかタイムスリップする前の、五十年前と変わらぬ若さを保った四人のメンバーに再会するのです。なぜ、他のメンバーは歳をとっていないのか、そして主人公は元の世界に戻れるのか。まあ、そんな話なのです。
でも、このメインプロットとは脈絡の全くない話がポンポン出てきて、今時の漫画やアニメに慣れていない私にはしんどいものがありました。

★ れなちさん、グッドです

乃木坂46のメンバー山崎怜奈さんは「れなちさん」などと呼ばれています。この春、センター試験を普通に受けて、慶応大学に合格した才女。最近のアイドルは頭も良くないと競争に勝ち残れないのでしょう。もちろん、ルックスや歌・ダンスなどの才能も必要ですが。
そんなれなちさん、前回の「じょしらく」でも初舞台ながらしっかり演技していましたが、今回も安心して観ていることができました。おじさんファンとしては、自分の娘のように感じてしまって、そんな意味で「がんばって!」と応援しちゃうんですよ。いやぁ、さすがでした。楽屋落ちながらアドリブで笑いもとっていたし、度胸がありますね。AiiA Theaterは八千人の席数だそうですが、満員のお客さんを前にして堂々たるものでした。ファンとしては嬉しい限り。

主人公の若月佑美さんは何度か芝居の経験もあり、こちらはもうプロの女優さん。そして、最近はラジオのパーソナリティもやっている最年長メンバー新内眞衣さんは、たまにカミカミに場面もありましたが、こちらも手慣れたもの。そして樋口日奈さんは若いのに艶のある声で魅了してくれました。落語を披露した北野日奈子さんは上述の通り。乃木坂46のみなさん、芸達者です。
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ということで、今回も楽しく観劇させてもらいました。
記念にまたTシャツを買ってしまった。何だかんだで、どんどんとTシャツが増えていってる。。。


前回の舞台「じょしらく」はhuluで配信中です。今回のも配信してくれるのかな?




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