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TOEIC S&Wセミナーに参加 : Speaking(話す)とWriting(書く)もTOEICで実力チェック [イベント]

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★ TOEIC S&Wテストとは

TOEIC SQUARE[テスト受験や英語学習のサポート]主催の、TOEIC Speaking & Writing(以下 TOEIC S&W)セミナーに参加してきました。前半がTOEIC S&Wの説明&ちょこっと体験、後半は同時通訳者 小熊弥生さんの講演という内容。

TOEICのテストというと、写真を見たり、ちょっとしたコラムを読んで設問に答える(Reading)のと、会話を聞いて答える(Listening)というパターンのやつしか受験したことがありませんでした。
最近、それだけではなくSpeakingやWritingの能力を測るテストもあると言うことを知り、どんなもんだろうと思っていたのでありました。読んだり聞いたりならば団体というか、大勢の受験生がいても一斉にテストできるでしょうが、話したり書いたりとなると受験生一人ずつ個別に対応しなければならず、試験をする方が大変そう。でも、今回の説明を聞いて、なるほどこうやるのかと納得したのでありました。
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Speakingは、ヘッドセットをつけてパソコンに向かって自分の声を録音する形で実施するそうです。これならば、「オンライン英会話のレアジョブ(Rarejob) にチャレンジ」でいつもやっている、Skypeによるオンライン英会話と似たような感覚で臨めます。英文を音読したり、写真を見て内容を説明したり、メッセージを聞いて解決策を説明したり、といった内容になっていて、なかなか“実戦的”です。

Writingは、キーボードで英文をパソコンに入力する形式。こちらも写真を見て説明文を書いたり、英文メールを作成したりする形のテストになってます。

TOEICらしく、会社の日常のシーンで使われる英語の能力を試す感じになっているようですね。電話の応対やメール書きなど、まさにそう。企業が社員の実力を見たり、能力アップに使っているのも納得できます。その傾向はReading & Listeningよりもさらに強くなっている感じ。

なにせ、前提としてキーボードで文字入力できないといけないというのがあり、これができないと受験もできない。確かに、普通にサラリーマンをするにしても、パソコンを使えないと仕事にならないでしょうからね、今は。
ただ、「私はフリック入力専門です」とか、「音声入力が何でできないの?」と言う人もいるかも知れません。でも、あと数年(十年?)は待たないと世の中が追いついてきてくれないかも。まあ、その頃にはGoogleが“同時通訳”ソフトを開発しちゃっていて、TOEICもその必要性を問われるようになるかも知れませんが。。。
ま、それまでは頑張って勉強しましょう。公式ガイドブックはこちら。
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★ 小熊弥生さんの講演を聴く

後半は、同時通訳者である小熊弥生さんの講演でした。小熊さんは下記の著書のタイトルにもある通り、最初にTOEICを受けた時は280点しかなかったとか。そこから一念発起して、半年後には800点をゲットし、三年後には同時通訳者になっちゃったという経歴の持ち主。いや、すごいですね。でも、講演を聴きだしたらそれもすぐに納得しました。これだけパワフルな人ならば何でもガンガンやってしまいそう。

まず初めに、このセミナーを受講する際の心構えというか、効果を増加させる方法から説明。普通に説明を聞いても「48時間で80%忘れてしまう」のが普通。記憶を定着させるには、勉強する際に感情を高めるのがポイント。オーバーに楽しんだり、笑顔で臨むと効果アップ。おお!なるほど!!(と、こんな感じ)

講演は、ビジネスの場面で必要な英語力をつけようと言うもの。それにはTOEIC S&Wテストで試される話したり書いたりする能力はもちろんですが、それは難しくて正確な英語を使えるのとは違うのです。肝心なのはシンプルで論理的なこと。そして、仕事の場面では相手の印象に残ることも重要。
交渉をするにしても、まずは信頼関係構築から始めることが肝心で、会っていきなり本題を切り出すのはよろしくない。

例えば、まずは自己紹介から変えていってみようとの話。英語で自己紹介というと、ほとんどの人が"My name is XXXXX."と切り出すそうです。私も確かにそうかも。でも、何人もが同じフレーズを使っていては相手の記憶に残りません。ここで、"XXXXX is my name."とか、"I am XXXXX."とするだけで引っかかりが違ってくるとのこと。もちろん、みんなが"I am XXXXX."と言っていたら"My name is XXXXX."が(相対的に)有効になります。要は、状況を見て目立っていこうということですね。
あと、外国人の名前は発音しにくいもの。自分の名前を覚えて貰うのは大変です。なので、呼び名・あだ名を併せて教えるのが効果的。それも二音節以下がいいとのこと。私も、本名は発音しにくかろうと思い、いつもニックネームを教えるようにしています。"Please call me Bunjin !"って感じ。まあ、「ぶんじん」も言いにくそうですけどね。。。

という感じで、実戦的なアドバイス満載でした。そして、そんなスキルを測る・向上させることができるのがTOEIC S&Wテストだということも納得。

うむ、良い勉強になりました。こういう刺激を受けると勉強も継続できますし、また機会があれば受講したいなと思ったのでありました。

小熊弥生さんの最新著書はこちら。
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JUNKO

聞いてみたい講演でした。ぶんじんさんの解説で満足しています。
by JUNKO (2015-09-22 21:17) 

ぶんじん

JUNKOさんへ:
楽しい、そしてためになる講演でした。勉強を続けるための刺激剤にぴったり。
by ぶんじん (2015-09-22 22:44) 

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