「最新ファンヒーターを体感しよう!ダイソン新製品 体験イベント&モニター」 : 技術もデザインもグッドだ、これは [ガジェット : 面白いもの色々]
★ なるほど、航空機からの発想なんですね
ダイソン株式会社のイベントに参加しました。初めて「TOKYO DESIGNERS WEEK2013 東京デザイナーズウィーク2013」に行ってきました。デザインに拘った商品を出している企業や、デザイナーを目指す学生たちがこのデザイナーズウィークに出展していて、ダイソン社もそこでブースを構えているのです。今回のイベント会場はそのブース内の展示場。意外に広くてちょっと驚き。
陽が落ちて涼しくなってきていたんですが、会場内は40台のDyson Hot + Cool ファンヒーター AM05 のお蔭で温かでしたよ。これは分かり易いパフォーマンスだ。そう、このファンヒーターがこの日の主役。先代の機種に比べて色々と良くなっているようですよ。と言っても、私はまだユーザーではないので、お初にお目にかかります状態ですが。
イベントの最初は、dyson社のエンジニアによる製品説明。
dysonと言えば、羽根のない扇風機 dyson air multiplier。あれはびっくりしましたよね。あの輪っかからどうやって風が出るの?って感じがしました。その進化形とも言えるこのファンヒーターは、扇風機にもなりますし、温風を吹き出すヒーターにもなります。
カットモデル(切断して、中身が見える形にしたもの)で分かり易く説明してくれましたが、飛行機や自動車のターボエンジンと同じ原理のタービン・ターボファンがあの強力な風量を生み出す仕組み。そう、この胴体部分から空気を吸い込んで、上の細長い楕円部分から吹き出すのです。
会場から質問も出たんですが、「扇風機は丸(円形)だったのに、なぜこれは楕円(細長円)なの?」が不思議。説明によると、この直線部分にヒーターが付いていて、効率的に空気を暖めるにはこの構造が良いのだそうです。
なんと、英国のdyson本社の駐車場には、かの垂直離着陸機 ハリアー が止まっているんだそうです。社長のダイソンさんが、流体力学の技術の粋を集めたこの飛行機に惚れ込んで、社員にも観て刺激を受けて欲しいとお買い上げになったのだとか。なんとも重厚感のある、そして高価な"訓示"ですね。
AM05の特徴を列挙すると、
- Air Muliplier技術によって、吸い込んだ空気を六倍の流量にして、部屋を一気に暖める(冷やす)ことができます。
- 温度設定を1℃~37℃まで、1度きざみで設定ができます。
- 室温を、吸入した空気の温度を測定することによって把握し、小まめに自動調整(ついたり、切れたり、強くなったり、弱くなったり)。エコな使い方ができます。
- 風力は十段階調整可能。
- カラーバリエーションは4種類:ブラック・ニッケル、アイアン・サテンブルー、ニッケル・ニッケル、ホワイト・シルバー
- リモコン付き
- 転倒時には自動的にスイッチオフの安全設計
- メンテナンスは吸い込み口の(外側からの)掃除程度でOK
ちょっとわかりにくいですが、手前がニッケル・ニッケル、奥のがブラック・ニッケル。なかなか渋いですな。
温度設定を上げたり下げたり、風量を変えて、色々とトライしてみました。なるほど、確かにすぐに温風に変わります。これならば起きてからスイッチを入れても問題なく温かな朝を過ごせそう。
ただ、さすがに風量を4以上にすると音が気になります。空気が吸い込まれ、吐き出されているなって感じ。暖まったら風量を弱めた方が良さそうです。
★ 実験君
イベント後半は科学ショー。米村 でんじろう氏の一番弟子チャーリー西村さんが登場。こういう実験は楽しいですよね。ドライアイスではなく、液体窒素を使って一気に霧を発生させ、Air Muliplierがどれくらい空気を吸い込み、吐き出すかの実験です。なるほど分かり易い。吸い込まれたあと、吹き出し側は風量・風速が変わっている(だろう)ことがこの一枚でよくわかります。
そして今晩の主役 AM05 の流量を見るため、シャボン玉を作らせてみる実験。勢いが良すぎて、シャボン玉が割れてうまく飛ばないくらいでした。比較のために旧型機種でやってみると、もうちょっと穏やか。シャボン玉を優雅に楽しむならば旧型の方が良さそうですが。。。
ということで、楽しみながらdyson AM05の機能・性能を知ることができるイベントでした。
そんな、シャボン玉も吹き飛ばしてしまう威力のdyson AM05を、ちょこっとだけ自宅でモニタリングできることになりましたので、その結果はまたここで報告します。
直販サイトはこちら。
今回のイベントに参加したみなさんのBlog一覧です。
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