「Dear Friends」を試写会で観ました [映画の感想]
なぜかまたまた試写会が当たってしまいました。今度はBIGLOBEシネマスクランブルのネット試写会です。観たのはDear Friends。主演は北川景子、本仮屋ユイカの二人。かなり違ったタイプの二人が、そのままの雰囲気で役にぴったりという感じでした。
北川景子が演じるのは、渋谷のクラブで女王と呼ばれるイケイケのおねえちゃん(表現が古いですなぁ。バブルの頃じゃないんだから。。。)。若さと美しさで怖いものなし。すべては自分を中心に回っているという、とってもイヤな奴。「友達なんてものは必要な時に利用するだけの存在」なんて言ってのけちゃう。が、奢れる者は久しからず。突如、病魔に襲われてしまったのだ。薬の副作用や手術の跡でかつての美貌は失せてしまう。それまで彼女を女王ともてはやしていた連中は同情するか、いい気味だとさげすむか、どちらかだけ。彼女は恐ろしい病気と同時に、とんでもなく自分が孤独な存在であるという恐怖に襲われてしまう。自殺までしようとした彼女をひきとめたのは、偶然病室が一緒になった小さな女の子と、「あなたは忘れているかもしれないけど、ずっと友達だった」と毎日のように見舞いに来てくれる同級生の本仮屋ユイカだ。初めはその二人をも拒否していたのだが、小さな女の子が懸命に病気と戦っている姿を見ているうちにだんだんと心を開いていくようになる。が、人の運命とは残酷なもの。そんな彼女らに次々と試練はやってくるのだった。
その昔に読んだ筒井康隆の「ワースト・コンタクト」を思い出しました。地球にやってきた宇宙人。地球人からの行為は素直に受けるのに、いきなり地球人を殺してしまい、何食わぬ顔をしている。自己中心的な人を超極端にしたような存在だ。今の若者(なんて、ついに私も言うようになったか・・・)には多いタイプですな。人のためには何もしないのに、自分に対して人から多くをしてもらうことを望むやつ。北川景子が演じた女の子はまさにその典型。一方の本仮屋ユイカは、右のほほを叩かれたら左のほほを出すような、聖女とも思える存在。話を判り易くするためでしょうが、かなり極端な人物設定です。最近はこのように判り易い小説が多いんでしょう。ちょいと読者をなめているんじゃないの、とも思えちゃいます。
「今の若い者は・・・」なんて言うくらいに大人になってしまった私は、心がすれてしまったんでしょうねぇ。こんな映画を観てもどうしても斜に構えてしまいます。素直な心で観たらきっと泣けるのでしょう。
素直な心の持ち主にはおすすめの一本です。
ラッキーが続いてますね、最近映画は観てないです。
試写会で観れるって凄いですね
by 野うさぎ (2007-02-02 01:59)
楽しそうですね
by RangerMaeda (2007-02-02 09:24)
なんでぶんじんさんはラッキーが続くのでしょうかね?
色んな映画が見られて羨ましいです。
by (2007-02-02 19:16)
当たりまくりですね^^ いいな♪
CMで「友達なんてものは必要な時に利用するだけの・・・」と凄い剣幕で叫んでいるのに、ビクッとしちゃったのでした^^;
by JOY (2007-02-02 21:33)
野うさぎさんへ:
運を使い果たしたかもしれません。宝くじもこれくらいポンポン当たればなぁ・・・。
Rangerさんへ:
泣ける話ではあります。でも、かつての「赤い・・・」シリーズのノリかも。
咲香さんへ:
試写会が当たらないと観なかっただろう作品を知ることができたのはラッキーですね。
三本も一度に当たったのにはさすがに驚きました。
JOYさんへ:
北川景子、目力(めぢから)がものすごいです。かなり怖いです。
メガネ君さんへ:
niceをどうも!
by ぶんじん (2007-02-03 21:14)
すごーい!こんなに試写会が当たるなんてー!
私なんて一回も当たったことないです(涙)
どれもみんな面白そうな映画ですねー。
DVDレンタル開始したら借りてみたいです(←あくまでレンタル派・笑)
by (2007-02-04 13:25)
リカさんへ:
がんばって応募し続ければきっと当たりますよ。きっと。
最近はDVDで発売されるのもすぐですからね。でも、「守護神」は大きな画面の方が迫力があっていいかも。
by ぶんじん (2007-02-04 23:13)