皇居乾通り一般公開で満開の桜を満喫 [散歩写真]
皇居乾通り一般公開に初めて行ってみて、満開の桜を見てきました。近所に用事があって、急遽思いついたので、ちゃんとしたカメラを持っていかなかったんですよ。なので、スマートフォン(HTC U12+)で撮った写真ばかりです。ま、私の腕だとどっちでも大して変わりは無いですが。。。
★ 乾通り
いつもの二重橋辺りの見学コースからちょいと東に進んだところに坂下門があり、そこから入場となります。詳しくは公式サイト(皇居乾通り一般公開について - 宮内庁)を見てください。入場の際には荷物検査や金属探知機による検査がありましたが、乃木坂46のライブで慣れてますからね、問題なし。
以下、歩いて回った順に写真を紹介。
こちらが坂下門です。皇居の通用門って感じなのかな。宮内庁の職員さんの出入り口でもあるそうですよ。私は初めてくぐりました。
門に付いているランプがお洒落。和モダンって言うんですかね。
宮内庁の庁舎だそうです。歴史を感じる建物ですね。中はどうなっているのでしょうか。最近はきっと忙しくて大変でしょうな。桜を見ている暇もない?!
東御苑(江戸城本丸)にある富士見櫓を望む。
桜の花を画角に入れたかったんだけど、良いポジションがなく断念。残念。
「蓮池参集所」とありましたが、何に使う建物なのかな。英語では“Meeting room”とあったけど、会議室というわけでもないだろうし。
とりあえず、松の緑と桜の薄いピンクが良い感じでした。
「局門(つぼねもん)」。格式高い、立派な門です。大奥のお局様たちの屋敷がこの先にあったのかな。今はどうなっているのでしょうかね。
東御苑の端にある富士見多聞を望む。いかにもお城の風景です。
門長屋付近。葉を全て落とした樹がすくっと生えているのが絵になる。
枝垂れ桜も良いですね。板塀の渋い色を背景にすると、桜の華やかさが際立ちます。
そしてこれが乾門。国立公文書館が通りを挟んで斜め向かいにあり、そちらに見学に来た時に、外からこの門を眺めたことはありました。もちろん、“内側”を見たのは初めて。
★ 皇居東御苑(旧江戸城 本丸)
乾門から出て、いつもの東御苑にも足を伸ばしました。こちらは普段から見学ができます。乾堀と石垣。雲は多めだったけど、穏やかな陽気で、堀の水面も静かに木々を映していました。
桃華楽堂。音楽堂だそうです。知らなかった。
この日は人でもすごかったので、天守跡などはすっ飛ばしてしまいました。そして富士見多聞へ。中を見学できたので入ってみました。先ほど歩いていた乾通りを、今度は反対側から見下ろします。いい眺めだ。
昔の床板が展示されていました。これは裏側らしい。鐇(ちょうな)で削ったと思われる跡がきれいに残ってます。鉋(かんな)ならばわかるけど、鐇で平らな面を作るのって大変そう。私ではすぐに削り過ぎちゃうかも。
彼もこちらを写真に撮りたかったんでしょう。こちらも然り。お互いがどかないので、こちらはパシャリとやって立ち去りました。こんなところでチキンレースしなくてもよかったな。うむ、大人げなかった。
いかにも歴史を感じさせます。鉄(くろがね)っていう言葉の響きがピッタリ。
こちらも先ほど眺めた富士見櫓。やっと桜を入れて写すことができた。手前の紅葉が邪魔だけど
帰り際、やっと青空が。やっぱり、桜の背景は青空が良いな。
初めて入った乾通りは興味深い建物が一杯。そして桜もきれい。良い花見ができました。
来年はちゃんとしたカメラに望遠レンズをくっつけて撮りたいな。リベンジせねば。
鶴橋コリアンタウン & 黒門市場 大阪散歩写真 商店街探訪記 [散歩写真]
★ 鶴橋コリアンタウン
出張ついでのぶらり散歩、今回は大阪で有名な商店街に行ってみました。最初はコリアンタウンの鶴橋。大阪にはこの近所に大阪生野コリアタウンもあるそうですが、鶴橋の方が“ディープ”そうなのでこちらをチョイス。まあ、機会があれば生野の方にも行ってみたいのですが。
コリアンタウンはJR鶴橋駅を降りてすぐ。と言うかその周りに広がっている感じでした。地下鉄の駅もあるのでアクセスは便利でした。私は地下鉄(Osaka Metro)の一日乗車券を購入して、こちらを利用。
こんな感じのアーケード街が迷路のように繋がってます。美味しそうなキムチの香りがあちこちから。そして、豚の頭があったり鶏の脚があったりで、なかなかディープ。
屋台形式で、気軽に店先で食べることもできます。もちろん、普通の韓国料理屋・スイーツハウスも一杯。
鯨専門店なんてのもありました。さて、これから活気づくのか、それともバッシングが酷くなるのか。。。個人的には鯨肉、好きですけどね。
ホルモン焼き・焼き肉屋も有名らしく、ある一角はずらりと肉屋が並んでました。
★ 黒門市場
もう一つの商店街は黒門市場。こちらは大阪の電気街 日本橋(にっぽんばし)の近くにあります。元々は京都の錦市場商店街のように“庶民の台所”的な場所だったようですが、行ってみると外国人観光客ばっかり。魚介類を売っている店が多いんですが、どこも食べ歩き用の串焼きを売っていて、港のそばのお土産屋みたいな雰囲気。
どの店も、その場で食べていくこともできるようになってます。
「鮭ハラス 500円」やらなんやら。その場で食べていく人も一杯。渋い“日本食”を外人さん達は体験しているようです。
それにしてもちょっと“観光客価格”かな。あんまり庶民の台所的な値付けにはなっていない気がしました。
なので、魚介類の食べ歩きはやめ、渋めな喫茶店に入って一休み。この店、商店街の中にあって、おじいちゃん・おばあちゃんが元気に営んでいました。何とも懐かしい雰囲気。
プリントコーヒーのセット600円なり。
子供の頃、死んだばあさんと良く行った、下北沢のつくし屋にちょっと雰囲気が似ているかな。店の雰囲気もそうだし、プリンの味も懐かしいものだった。こんな場所で昔の想い出に浸れるとは。美味しゅうございました。
東京にもコリアンタウンはあるし、庶民の台所的な商店街もあるけど、ずいぶんと雰囲気が違っていて歩き回るだけでも楽しめました。街歩き、楽しいですね。
散歩写真 : 新宿御苑の温室で、寒さを忘れ、熱帯三昧 [散歩写真]
今年は暖冬だと言われていたのに、雪こそ降らないけど、かなりの寒さ。南の国へと旅行に行きたいところですが、なかなかそうもいかず。そんな時にはここだろう、と言うことで、新宿御苑の温室に行ってきました。
★ 冬の御苑を歩く
正月休みの御苑って、静かなんですね。人がいない。花の季節には国内外から人が押しかけて入場規制が掛かるくらいなのに、この日はガラガラ。お蔭でのんびりと散歩できました。フランス庭園のプラタナスの並木。絵になりますねぇ、ここは。この光景を見ると、頭の中で「第三の男」のメインテーマが流れてきます。あのチターの音色、良いよね。
こちらもプラタナス。あの並木のものと同時期に植えられたんですが、こちらはその後、剪定などもされずに自由に育ったため、こんな感じの枝振りに。なるほど、並木の樹ってかなり“人工的”なんですね。
ちょっと分かりにくいけど、こちらは朽ちた電柱。電線や、何かのボードが残っているんだけど、何だったのかな。電灯?それとも館内連絡用のスピーカーでも設置されていたのでしょうか。
★ 温室の中は別世界、常夏の地
御苑内の散歩。静かなのは良かったけど、やっぱり寒い。と言うことで、当初の目的通り、温室へGo。いやぁ、思った以上に暑い!まあ、熱帯の植物を育てているんですからね、当たり前ですが。入って数分でダウンジャケットを脱ぎました。
池の水面もキラキラ。
木の幹に直接実が生っているのってなんか不思議。見慣れていないだけでしょうけど、こういうのを見ると熱帯だなぁと思ってしまう。
なるほど、これがカカオの実ですか。先日読んだ「チョコレートの真実」を思い出して、じっくり見入ってしまいました。この豆がある国では貨幣になっていたんですね。
で、これは何の実だったかな?
ここからは、名前をちゃんとチェックしなかったので、単に見た目で気を惹いた花・実を並べていきます。
熱帯の花というと真っ赤なイメージ。これは、ほおずきのようにも見えるけど、中身はどうなっているのだろうか。
酸っぱいのかな、甘いのかな。ついつい手を伸ばしてしまいそう。
ひげひげ。トウモロコシも実の一つずつからこんな感じで髭が生えているから、それと同じ構造なのかな。
花、てんこ盛り。
蘭の花。この派手な造り、南の国の花って感じがするなぁ。
食虫植物コーナーもありました。まさにツボ。
久しぶりの温室だったけど、楽しめました。そして暖まった。ちょっと汗をかいたくらい。
でも、一歩外に出たらすぐにダウンジャケットを着込んだのでありました。
温室の外には、明治時代の温室の遺構が残されていました。昔は煉瓦造りだったのか。温度管理、大変そうだ。
と言う訳で、プチ(似非?)南の国旅行は終了。冬の東京に戻ってきたのでありました。