h.ear in Wireless MDR-EX750BT ： 首掛け式のBluetooth接続ヘッドホンはハイレゾ対応

★ 買っちゃった、MDR-EX750BT

通勤の行き帰り、そしてカフェで読書する時、いつもタブレットで音楽を聴いています。さらに、通話用も兼ね、Bluetooth接続ヘッドホンを愛用しています。
これまでの機種も悪くはなかったのですが、ケーブルの引き回しが意外と面倒。せっかくBluetooth接続して、タブレットはカバンの中に入れっぱなしにできているのに、ヘッドホン側の受信機がそこそこの大きさで、胸の辺りに取り付けて使わねばなりません。そこから耳までケーブルが延びているわけですが、胸ポケットに手帳やSuicaカードを入れていると、出し入れの際に引っかかるんですよ。何とかならないかなと思っていたところ、ソニーから新しいヘッドホンが発売され、これはいいと思ってポチッとしてしまったのでした。

SONY h.ear in Wireless カナル型ワイヤレスイヤホン MDR-EX750BTは、本体が首掛け式というか、本体自身が首の周りにぐるっと回って使うという形。これならば胸ポケットの出し入れにも邪魔にならないし、耳から外した時も変に垂れ下がることなく済む。何と便利な！
しかも、ソニー独自の仕組みではあるけど、LDACという圧縮式伝送方法で、Bluetooth接続ながらハイレゾ対応しているのだ。うむ、カッコいい。

カッコいいと言えば梱包もこんな感じ。なかなかいい感じです。

真っ赤な箱を開けると、中にはこんな感じで本体が収まっています。このぐるっとした部分を首にかけ、使用します。

付属品はこんな感じ。充電はマイクロUSB端子で行うので、そのためのケーブルが付いています（黒い奴）。ただし、充電器は付いていません。スマートフォン用のを使うなり、自分で用意するなり（私は「Anker 40W 5ポート USB急速充電器 ACアダプタ PowerIQ搭載 iPhone6s/6s Plus/iPhone6/6 plus/iPhone5C/5S/5/4S/4/iPod/iPad/Xperia/GALAXY/ウォークマン等対応 【PowerIQ搭載】(ホワイト) 71AN7105SS-WJA」なんてのを使っています）、PCに繋げるなりしましょう。
あと、Bluetooth接続ではなくてケーブル接続するための赤いケーブルも付いています。こちらは普通にイヤホンジャックに付けて使いましょう。
また、イヤーピースも各種サイズのものが附属しています。
それから、専用のポーチも。なにせ本体がこの格好ですから、そのままカバンにしまうと壊れてしまいそう。このポーチは必需品です。

充電中の様子。
本体左の丸いボタンが電源ボタン。また、電話に出る時もこのボタンです。あと、ボリュームスイッチ兼先送り・巻き戻しボタンが付いています。シンプル。

★ 良い点・悪い点

使い始めて一週間くらいですが、感想をいい点・悪い点にまとめて言うと

• いい点
  • 使っている時、邪魔にならない。軽い（約38 g）。首を振っても変にズレることがない。
  • 音は確かにいい（気がする）。
  • カタログ値で7.5時間連続再生可能とあるが、実際に6時間使っても大丈夫だった。
• 悪い点
  • 屋外で使っていると、携帯電話基地局（？）の電波と干渉を起こして、音が途切れ途切れになる。これ、かなり鬱陶しい。
  • 専用ポーチを一緒に持ち歩かないといけない。ずっと首にかけておければその必要はないんだけど、オフィスでそれはね。。。
  • 充電用マイクロUSB端子のキャップが邪魔。充電のたびに外すのは面倒。また、これが邪魔になってちゃんと差し込めない端子（ケーブル）もある。
  • 本体に巻かれていた、油脂防止用のフィルムを剥がすのが大変。なんでこんなに剥がしにくくなっているの？剥がす時に傷を付けてしまいそう。

というところです。
いい点は多いのですが、悪い点の電波干渉問題は改善を望みます。道を歩いていると、ある特定の場所でいつも起こるし、電車のホームでも送電線からの電波なのか、これまた特定の場所に行くと音が途切れ、雑音が酷くなります。いつもがいい音を奏でているので、急に興醒め。しかも、同じ場所で起こるので、“通勤の行き帰り”で必ず起きてしまいます。かなり鬱陶しい。
そのほかの出来が言い分、悪い点が気になってしまうのでありました。

とは言え、総合してこれは買いでしょう。使っている時に手ぶらなのはもちろん、耳から外しても“手ぶら”で首からぶら下げておけるのは便利。これでモバイル生活のフリー度（？）がさらに向上したのでありました。

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