八丈島旅行記 : 復路フライト。大雨で欠航の危機!? [旅行 :旅日記]
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★ 最終日は大雨
今日はもう帰るぞ、と言う最終日。その日は朝から大雨。いや、前の晩から降り始めていました。雨雲がどんよりと垂れ込めている。いや、いや、というよりは島全体が雲の中にすっぽり入ってしまっている感じ。
最終日もぶらぶらして八丈島を満喫したあとに帰ろうと思っていました。なので、予約したフライトは夕方便。
ANAの羽田・八丈島フライトは以下の通り、一日三往復。
羽田 | 八丈島 | ||
---|---|---|---|
ANA1891 | 07:30 | → | 08:25 |
ANA1892 | 09:55 | ← | 09:00 |
ANA1893 | 12:15 | → | 13:10 |
ANA1894 | 15:15 | ← | 14:20 |
ANA1895 | 15:45 | → | 16:40 |
ANA1896 | 18:15 | ← | 17:15 |
見て分かる通り、羽田から八丈島に飛んできた飛行機が、二時間後くらいにまた羽田に向かって帰っていくパターンです。私はこのANA1896便(八丈島発17:15)って奴を予約していました。
外は大雨。これでは屋外の観光地を観て回るのは無理。まだ行っていない温泉にでも行こうかなと思っていたところ、ANAからメールが。どこでもやっているんでしょうけど、ANAでもフライトの予約をしている人に向けて、フライト情報をメールでくれます。特に問題が生じた場合は・・・。そう、私の予約している便が「天候調査待ち」だという知らせなのです。八丈島は風が強くて、飛行機が欠航になることがよくあるとは聞いていました。羽田から飛び立ったものの、着陸できずに引き返してしまうパターン。もっと酷い時には、羽田から飛び立つのを諦めちゃうパターン。
メールをもらってから調べたところ、最初の一往復目(1891便・1892便)は予定通りだったとのこと。逆に言うと、飛行機は帰ってしまったので、もう八丈島の空港にはありません。また羽田から飛んできてくれないといけない訳です。ところが、1893便が既に「天候調査待ち」状態。羽田から飛び立つことさえやめちゃうかも知れない状態だったのです。
朝食後、ホテルのフロントに「もし帰れなくなったらもう一泊できますかねぇ?」と相談したところ、
「部屋は何とかなるだろう (今日、来る予定の人が来れなくなるかも知れないから)」
「天候が回復しないと次の日もダメかも。でも、船はかなりの悪天候でも欠航しないからそれも考えた方がいい。」
「天気は悪くなっていく予報だから、とりあえず前の便(1894便 八丈島発14:20)に変更して、様子を見たらどうか?」
とのアドバイスが。こういう状況はよくあることなのでしょうね、慣れた感じで答えてくれました。私としては、自分のフライトが欠航になる(かも知れない)って初めてのことだったので、少々慌てていたのですが、このアドバイスを聞いて少し安心。
と言うことで、早速ANAに連絡をし(正確にはダイナミックパッケージ(旅作・タビサク)|国内旅行(ツアー)|ANA SKY WEB TOURでチケットをとったので、そちらの連絡先でしたが)、無事にフライトを変更(1894便)してもらいました。で、他に行く当てもないので、チェックアウトしたあとに空港まで送ってもらいました。
空港に着いたら、とりあえずお土産屋さんで物色。敷地が繋がっていて分かりにくいですが、実は二軒に分かれていて、レジも別です。知らずに選んだ品をレジに出したら「これはうちの店の分。でも、こっちはあっちの店のレジでよろしく」と言われちゃいました。うむ、分かりにくい。。。まあ、この日は時間も余るほど(いや、実際にかなりもてあましていた訳ですが)あったので、はいはいと素直に従いました。
そのあとはレストランでちょっと早めのランチ。そして、コーヒーがお代わり自由だったんでしばし粘って読書で暇つぶし。その間もちょこちょことANAのサイトをチェック。まず第一の問題は、12:15羽田発の1893便が飛び立ってくれるのか否か。これが飛ばなければその時点で帰りの1894便はなくなる訳です。そして、無事に飛び立ったとしてくれても、ちゃんと八丈島に着陸してくれるかが次の問題。雲が垂れ込めていて視界が非常に悪い状態だったので、そのまま羽田に引き返してしまう可能性もあります。
外の様子はこんな感じ。。。。
★ 八丈島空港出発ロビー
羽田から飛び立って八丈島に向かっている、というインフォメーションがあり、帰りの便も搭乗手続きが再開されました。やっと荷物を預けることが出来た。どこで待っていても同じと言うことで、保安検査を通り、中で待つことに。ゲート前の待合室はこんな雰囲気です。搭乗口は一つですから、みんなここで待機。いわゆるラウンジもありません。まあ、全席エコノミーだから、みんな平等ってことですな。
ゲート前待合室の売店。お土産品もちょっとですが置いてありました。CAのみなさんは何を買っていくのでしょう?旅慣れたみなさんのチョイスは気になるもの。でも、あんまりじろじろ見ている訳には行かないので、チェックは諦めました。
往路の便が羽田から飛び立ったものの、無事に八丈島に着陸できるとは限りません。滑走路を見ると、整備員のみなさんでしょうか、我々と同様に空を見上げて心配そうにしていました。私もスマートフォンと空を交互に眺めつつ、待っていると。。。
おお!雲を突き抜け、やって来ましたよ!思わず、写真を撮っちゃいました。水しぶきを上げながら滑走路に降り立つその勇姿。いやぁ、頼もし見えましたよ。これで何とか帰れそうです。着陸は大変だけど、離陸はよっぽどの天候じゃないとやめにはならないと聞いていたので。
帰りも同じエアバスの機体です。
もちろん、タラップを使うことなく、直接ゲートから搭乗。
★ 帰りもANAでハッピーフライト
ちょいとドキドキしましたが無事に定刻通り、離陸。地上スタッフのみなさんが整列してお見送りしてくれてました。飛び立つ時にちょっとだけ地上の景色が見えました。下に見えるのは底土港かな。泊まったホテルの目の前にある港です。もし、飛行機が欠航となったら、ここからフェリーで帰ることになったかも知れないと思うと、最後にその景色を見たのもなんか感慨深いものが。
さてさて、元々が「都内を飛行機移動したら楽しいぞ」という洒落から始まった、ANAによる空の旅ですが、往路(八丈島旅行記 : 往路は雲海を見下ろして・・・つまりは、なんにも見えなかった)に輪をかけて復路は雲だらけ。一枚目の写真の景色(?)がずっと続いていました。
しかも、往きはお茶のサーブがあったのですが、今回はCAさんも安全のために席を離れることが出来ず、静かな機内でした。でも、そんなに揺れもせず、結果としては快適なフライトでしたよ。
そして、無事に羽田に着陸。雨でスリップしてオーバーラン、、、なんてこともなく、普通に到着。ま、なんかあったら大変ですけどね。
ということで、短かったけど、八丈島ひとり旅を堪能したのでありました。AMNさん、ANAさん、ありがとうございました。
ちなみに、あしたばうどんの合月さん(八丈島旅行記 : 島で食べた美味しいもの色々)で薬味として出てきた島唐辛子の辛さに痺れ、お土産で買って来てしまいました。これまた辛い!この辛さを感じるたびに八丈島を思い出すでしょう。
いやぁ、旅はいいですなぁ。しかも、贅沢にも(?)都内を飛行機で移動しての旅ですから、なおさらです。
さて、次はどこに行こうかな。ANAの路線は世界中に飛んでいるし。できればカナダやニュージーランドに行きたいなぁ。。。。
この映画、なにげに好きです。綾瀬はるかさんの天然ボケは芝居なのか、地なのか。
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