「Nikon COOLPIX S1100pjタッチ＆トライ」ブロガーミーティング [散歩写真]
協賛：株式会社ニコン、運営：アジャイルメディア・ネットワーク株式会社のイベント「「Nikon COOLPIX S1100pjタッチ＆トライ」ブロガーミーティング」に参加してきました。
これ、デジカメです。でも、ただのデジカメではなく、なんと！？プロジェクター付き。もう二世代目なのだそうですが、実際に手に取ってみたのは初めて。これ、あとで書くように、部屋を暗くしないとそのプロジェクターの機能が確認できないので、店頭で見てもわからないかも。その意味ではなかなか貴重な体験をさせてもらった感じです。
なんで（無理して？）デジカメにプロジェクターをくっつけちゃったの？という素朴な疑問に答えるため、ニコンの開発者の方が直接説明をしてくれました。いかにもエンジニアという感じで、技術と商品に関して強い思いがあり、この商品のコンセプトを熱く語ってくれたのでした。
通常、デジカメの開発期間（企画から発売まで）は一年間だそうですが、このプロジェクター付きデジカメに関しては初号機を出すまでに三年かかったとのこと。その間、何度もプロトタイプを作ったそうで、その試作機種三世代分を持ってきてくれました。
まずはプロジェクターを小型化するのに傾注し、最初の試作機はカメラ機能なしのただのコンパクトプロジェクターになったそうです。ここからさらに小型化していき、さらには既存のカメラ機能部分も隙間を無くしていき、最後にプロジェクターユニットをカメラに突っ込んで完成。いやぁ、大変ですねぇ。
中身はもうぎっしりです。右上の窓がカメラのレンズ。真ん中がプロジェクターユニットです。
プロジェクターユニット。LED光源、プリズム、ミラーを組み合わせて最適化し、第二世代のS1100pjは明るさ40%アップ。体積は9ccだそうです。こういう時、体積を表すのに単位はccを使うんですね。
さて、いよいよそのプロジェクターのデモンストレーションです。メモリーカードにJPEGファイルを入れておけば（当然ですが）何でも映せるし、パソコンにつなげてVGAモード（もうちょっとがんばって！）のディスプレイとしても使える優れものです。最大で2.4m離れたスクリーン（壁でも天井でも）に42inch相当の大きさで表示が可能。
第一世代に比べれば明るくなったというもの、やはり部屋を暗くしないと細かい写真を見やすく映すのは厳しそうです。ということで体験タイムでは部屋の電気を消しての実験となりました。
一眼レフカメラを持っていけば良かったのですが、スマートフォンのカメラで撮ったので肝心の投影影像がこの程度にしか写せませんでした。失敗！
正直、もうちょっと明るくないと見づらいかな。あまり細かいものが写った風景写真などを見るには厳しいかも。でも、アップになった人物ならば問題なし。家族や友だちの写真を、リビングを暗くして、またはパーティーの場で映したら楽しそうです。特にパーティの最中に撮ってすぐにみんなで見るにはいいですね。
新しいコンセプトの商品のため、ニコンさんとしても「使い方」を提案していく形で売っていきたいとのこと。今回の体験会でも、あなたならどう使う？という提案を参加者から募り、私も微力ながらアイデアをひねり出してみました。
この体験会で、下の写真のように天井に影像を投影してみたのをヒントに、
「絵本をjpegにして入れておき、ママが子供を寝かしつける時に天井に絵本を写して読み聞かせてあげる」
というもの。コマーシャルにし易い気もするんですが、どうでしょうね。
ニコンさんによる”模範解答”（提案）がNIKON Cool Projection特別サイトで紹介されています。
イベントのお土産にはなぜか羊羹。しかも、なんと包みには「Nikon」のロゴ入り！これ、知る人ぞ知る商品なんですって。ニコンが羊羹を作って売っているとは知りませんでした。大田原市にある工場のそばの和菓子屋さんからOEM供給（？）されているとのこと。販促用のノベルティーグッズの一つのようですが、通販サイトのニコンダイレクトで売っているそうです。帰ってから早速戴きましたが、柚子の香りがしっかりしていて、とても美味しかったですよ。
ということで、今回は頭を使う体験会でした。きっと、もっと可能性を持った商品だと思うんですけどね。うまい使い方を見いだしていく楽しみもある商品と思えばいいかな。
今回参加された皆さんのblog一覧です。
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これ、デジカメです。でも、ただのデジカメではなく、なんと！？プロジェクター付き。もう二世代目なのだそうですが、実際に手に取ってみたのは初めて。これ、あとで書くように、部屋を暗くしないとそのプロジェクターの機能が確認できないので、店頭で見てもわからないかも。その意味ではなかなか貴重な体験をさせてもらった感じです。
なんで（無理して？）デジカメにプロジェクターをくっつけちゃったの？という素朴な疑問に答えるため、ニコンの開発者の方が直接説明をしてくれました。いかにもエンジニアという感じで、技術と商品に関して強い思いがあり、この商品のコンセプトを熱く語ってくれたのでした。
通常、デジカメの開発期間（企画から発売まで）は一年間だそうですが、このプロジェクター付きデジカメに関しては初号機を出すまでに三年かかったとのこと。その間、何度もプロトタイプを作ったそうで、その試作機種三世代分を持ってきてくれました。
まずはプロジェクターを小型化するのに傾注し、最初の試作機はカメラ機能なしのただのコンパクトプロジェクターになったそうです。ここからさらに小型化していき、さらには既存のカメラ機能部分も隙間を無くしていき、最後にプロジェクターユニットをカメラに突っ込んで完成。いやぁ、大変ですねぇ。
中身はもうぎっしりです。右上の窓がカメラのレンズ。真ん中がプロジェクターユニットです。
プロジェクターユニット。LED光源、プリズム、ミラーを組み合わせて最適化し、第二世代のS1100pjは明るさ40%アップ。体積は9ccだそうです。こういう時、体積を表すのに単位はccを使うんですね。
さて、いよいよそのプロジェクターのデモンストレーションです。メモリーカードにJPEGファイルを入れておけば（当然ですが）何でも映せるし、パソコンにつなげてVGAモード（もうちょっとがんばって！）のディスプレイとしても使える優れものです。最大で2.4m離れたスクリーン（壁でも天井でも）に42inch相当の大きさで表示が可能。
第一世代に比べれば明るくなったというもの、やはり部屋を暗くしないと細かい写真を見やすく映すのは厳しそうです。ということで体験タイムでは部屋の電気を消しての実験となりました。
一眼レフカメラを持っていけば良かったのですが、スマートフォンのカメラで撮ったので肝心の投影影像がこの程度にしか写せませんでした。失敗！
正直、もうちょっと明るくないと見づらいかな。あまり細かいものが写った風景写真などを見るには厳しいかも。でも、アップになった人物ならば問題なし。家族や友だちの写真を、リビングを暗くして、またはパーティーの場で映したら楽しそうです。特にパーティの最中に撮ってすぐにみんなで見るにはいいですね。
新しいコンセプトの商品のため、ニコンさんとしても「使い方」を提案していく形で売っていきたいとのこと。今回の体験会でも、あなたならどう使う？という提案を参加者から募り、私も微力ながらアイデアをひねり出してみました。
この体験会で、下の写真のように天井に影像を投影してみたのをヒントに、
「絵本をjpegにして入れておき、ママが子供を寝かしつける時に天井に絵本を写して読み聞かせてあげる」
というもの。コマーシャルにし易い気もするんですが、どうでしょうね。
ニコンさんによる”模範解答”（提案）がNIKON Cool Projection特別サイトで紹介されています。
イベントのお土産にはなぜか羊羹。しかも、なんと包みには「Nikon」のロゴ入り！これ、知る人ぞ知る商品なんですって。ニコンが羊羹を作って売っているとは知りませんでした。大田原市にある工場のそばの和菓子屋さんからOEM供給（？）されているとのこと。販促用のノベルティーグッズの一つのようですが、通販サイトのニコンダイレクトで売っているそうです。帰ってから早速戴きましたが、柚子の香りがしっかりしていて、とても美味しかったですよ。
ということで、今回は頭を使う体験会でした。きっと、もっと可能性を持った商品だと思うんですけどね。うまい使い方を見いだしていく楽しみもある商品と思えばいいかな。
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Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S1100pj ブラック S1100PJBK 1410万画素 光学5倍ズーム 広角28mm 3型タッチパネル液晶プロジェクター
- 出版社/メーカー: ニコン
- メディア: エレクトロニクス
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ものすごーく興味あるんですよね、S1000の頃から。
by u-k (2010-11-14 21:13)
こんばんは
カメラもいろいろアイディアを詰め込んで開発も大変ですよね
by はくちゃん (2010-11-14 21:58)
きっともっと高画質になってくるんでしょうね。
そしたらみんなで野外で映像が観れる時代ですね。
楽しみ！
開発大変なのわかるわ〜。
by カエル (2010-11-15 08:40)
u-kさんへ：
可能性を秘めた機種って感じがします。是非とも使ってみて、その可能性を引き出してくださいな。
はくちゃんさんへ：
これまでのデジカメだって部品を詰め込んでいたのに、さらにプロジェクターを詰め込むんですからねぇ。
カエルさんへ：
電池がもっと持ちが良くなればレーザー光源なんてのもありかも。そうすればかなり明るくなるんじゃないかなぁ。がんばって欲しいですね。
by ぶんじん (2010-11-15 21:34)